耳下腺腫瘍の発覚後・・・

耳下腺腫瘍が見つかりました。
この腫瘍と共に生活する日々~除去~除去後を綴っていきます。

入院準備

2008-01-31 | 入院前
今日は午前中歯医者に行き、詰めた所を磨いて終わり~
午後から美容院へ・・・
カラーとカットをしてもらって、本屋さんへ向かった。

入院中に読む本。
レシピ本ではない読む料理本を探した。
Kちゃんちで見せてもらった有元葉子さんの本もよかったので
探したけれど無かったから、別の料理研究家平野由希子さんの本と
カフェの本を買って帰った。
つい読みたくなるけど、これは病院で・・・

夜、宅急便が届いた。
差出人はKちゃん。「なんだろう!?」
開けてびっくり
夕方探していた有元さんの本が、温かいメッセージと一緒に入っていた。
「本屋さんで発見しました。私が持っているのと同じ本です。
病院の中はつまらないと思うので、是非この本を道連れに
入院生活を送ってください。
早く元気になって下さいね。」・・・・・涙がポロッ
Kちゃん腫瘍だけでなく、探していた本も発見してくれたのね~~~

すごい偶然!同じ日に!!!
Kちゃんに感謝感謝
頑張らなくでは・・・



オペ1週間前・・・

2008-01-28 | 入院前
来週の今頃、オペが無事終わっているはず・・・

傷口は小さくしてくれているかなぁ。。。

やっぱり痛いのかなぁ。。。

麻痺はどうなんだろう。。。

顔ゆがんでいないかなぁ。。。

オペの決心はしたものの また不安がよぎる・・・


今日も歯医者さんに行ってきた。
オペ後は口をあまり開けられないだろうし、もし歯が痛くなったら大変!と思い
先週から歯医者さんに通っている。こんなことになる前から「行かなきゃー!」と
思いつつもなんともなかったので先延ばしにしていた。
1月22日に行った時に、先生に理由を説明して今週中に治療を終わるよう
お願いしたのであと1回・・・

先生も「耳下腺にポリープあるよ。でも大きくならないからそのままにしてる」と・・・
「手術受けるの?こわがらんでも大丈夫!」
「え~でも神経が走っている所だから・・・」
先生こそほっといて大丈夫なの!?

小さい虫歯があったので詰めてもらった。
なんともなくても、やっぱり診てもらうとあるのねぇーむ・し・ば
歯石もとってもらってスッキリ~

週末は美味しいお料理を食べに出かけたし
あとは、美容院に行くこと。
入院準備も早くしなきゃー




術前の家族への説明

2008-01-22 | 入院前
この前の検診の時、Dr.に「手術前に家族へ説明するので電話いただければ
いつでもしますよ。前日の入院の日でもいいですし・・・」ということを言われた。
夫が今日の夕方なら病院に行けるというので朝電話をしてアポを取った。
最初3時と言われたけど無理と伝えると、それ以降は遅いの言われたので
「じゃーもう手術前日で良いです。日曜日ですけど先生大丈夫なんですね?」と確認。
先生はいらっしゃるとのこと。
電話の向こうでDr.Mに確認している様子
「4時半で先生都合つけてくれますのでどうぞ」ということになり、
無理をきいて頂くことにー

夫と共に病院へ・・・
Dr.は、まずエステで腫瘍の発覚後来院というところから説明。
内心「えっ!?オペについてだけでなく、そこから話が始まるんだー」とビックリ!
内容は、私に話してくれたことがほとんどだったけど
ひとつ気になることを話していた!!

夫が「今、手術をした方が良いということですね?」と確認した時
「腫瘍が小さいのでリスクが少ないということと、放っておくと悪性に変わることもあるし、大きくなるスピードが急に早くなることもあります。」
ここまでは私もうなずきながら聞いていた。
「それから多形腺種は飛び散る性質も持っているので・・・」これは聞いていなかった!!まさか既に飛び散っているということはないと思うけど、オペまでにも
どうか飛び散らないで~と願う・・・

どんな風にオペをするのかも、絵を描きながら説明してくださった。
3時間もかかる理由を顕微鏡を見ながら、神経に当たらないようにしながらの
細かいオペをするということを説明。
CTの写真も既に用意してあり、腫瘍の場所を説明。
取り出した腫瘍の一部はすぐに、冷凍して検査し、残りはホルマリン漬けにして
検査。これが大体1週間くらいで最終結果がわかるらしい。

切開もなるべく最小限にし、首のしわに合わせて切ってくれるとのこと・・・

夫は切らなくてもすむならそのままにしておいても・・・と思っていたけれど
先生の話を聞き、オペは小さいうちにした方がいいという結論に。

先生の腕を信じて、キレイに取り出してもらって後遺症が出ないよう
1日でも早く元の生活に戻れるようお願いしてきた。


術前検診

2008-01-07 | 入院前
イタリア滞在中は、病気のことスッカリ忘れるくらい楽しんだ
でも、向こうで夫と合流した途端「あっ!オペするんだった」と我に返る・・・
指先でシコリを確認するとやっぱりあった 当たり前か。。。

術前検診は
・尿検査
・血液検査
・止血タイム
・心電図
・胸部レントゲン

血液検査だけは、長かった~~~
となりで受けている人が、入れ代わり立ち代わり3本分採ってもらっていたから
私のは一体「どんだけ~!?」って突っ込みたくなった・・・
たぶん8本くらいは採られたかな!?
「ごめんね~たくさん必要だから・・・もうすぐ終わりますよ~」って!
でも上手だったから、良かった。

止血時間を計る時
「耳をちょっと切りますよ」
「えっ!!切るって!?」
「あっ・・・注射針でちょっとチクッとするくらい
 ピアスされてる?それよりは全然痛くないから
 ・・・って僕はあけてないんですけどね!」と一人ノリ突っ込み
「患者は先生の言葉に敏感ですからねっ!」とお伝え(警告!)しておきました
「あーそうですよね。失礼しました」
薄い紙を耳たぶの切った!?ところにあてながら
血が止まるのをストップウォッチで計っている。
「実はね・・・もう終わったから言うけど注射針じゃなくメスなんですよ。
 だからつい切ると言ってしまったんです。」
「あ~そうだったんですね!全然痛くなかったんで大丈夫です」

それから、心電図やレントゲンを撮って診察室へ・・・
部長先生の声が聞こえ、Dr.が「それは本人に確認します。」
「んっ!?私のこと何?何・・・!?」
で・・・まず、手術日が学会なので前か後ろにずらしてほしいとのことだった。
な~んだ!ちょうど良かった。「それなら、2月4日の手術でお願いします」

それから、Dr.のすごくわかりやすいけど最悪の場合の説明・・・
また不安に・・・でも「もし麻痺がおこっても治りますから」の言葉を信じよう!
今はここまでお話しておかないといけないんだろうなぁ~と感じ取った。
メスを入れる耳横の縦のオペ跡は意外とわかりにくくなるらしい。
そこから耳たぶにむかって→耳の後ろ→首にかけてS字に切る・・・
想像しただけでも痛いわぁ。。。
腫瘍を取り出したらすぐに検査にだし、それを半分に切って断面で良性悪性を
調べるとのこと・・・
私は「え~っ!?良性だったのに?その検査って何分くらいで結果がわかるんですか?」
Dr.は「20分くらいです」
私はまた「え~っ!?その間ここ開けたまんまですか?早く閉じてほしい~」
細胞診は刺した所が良性でも他の部分が悪性であることもあるので」と・・・
ガーン

Dr.は「抜糸は1週間後ですから、このあたりですね」とカレンダーを指した。
「えっ?溶ける糸は使わないんですか?」と聞くと
使うけれど端と真ん中の3箇所は、ずれたりしないようしっかり糸で
縫っておかないといけないならしい・・・
傷跡が順調であれば、5日後には抜糸できるとのこと。

傷跡にしても腫瘍にしても、オペしないとわからないというのが、イヤなところ・・・