耳下腺腫瘍の発覚後・・・

耳下腺腫瘍が見つかりました。
この腫瘍と共に生活する日々~除去~除去後を綴っていきます。

手術日決定

2007-12-20 | 入院前
「次回は年明けに術前検診をやります。手術はいつがいいですか?」
術前検診とオペの予約を入れた。Dr.がカレンダーに書き込む・・・
2008年2月1日
あぁ~ホントにオペするんだ・・・

「では、気をつけて旅行行ってきてくださいね」
「ありがとうございます!」やっぱり優しい先生だわ。。。
こうなったら、オペのことなんか忘れて楽しんじゃおう

夫&両親に報告

2007-12-08 | 入院前
夫は、ずーっと忙しく特に大切なワールドミーティングがあるから、
それが終わるまでは『耳下腺』のこと内緒にしておくことに決めていた。
昨日やっと終わった。

Kちゃんにも報告しなきゃ!
ちょうどお昼頃フリーでMさんも来るということを聞き
お菓子の詰め合わせを買って持って行った。
Kちゃんには心ばかりのお礼をMさんには色々教えてもらいたいから・・・
Mさんのオペ跡を見せてもらった。
ちょうど顔と首の境目くらいだから、言われないとホントわからない。
私の場合はどうなるんだろう・・・

両親&妹家族を呼んで夕飯を一緒に食べた。
義弟は既に妹から聞いている。
義弟の妹が甲状腺の手術をしたことがあるから、話を聞いていた。

夫と両親へ報告のセッティング・・・

改まって言うのはちょっとなぁ。。。
食事も終わり、美味しいレストランの話が出た時に
「あっ!じゃ~そこのお店に『快気祝い』で行こう!!」とサラッと
言ってみた。なかなか言い切り返し!
あれっ!?誰も突っ込まない???と思ったら
父が「快気祝いって誰の~!?」と笑いながら返した。
「私よ~!!」
みんな「えーっ!?」

それから報告。
夫と父は驚いていた。母は、意外に冷静だったけど実は
驚きを隠していたに違いない・・・

でも病気の報告と同時に『良性』という結果を付け加えられたのは
とても良かったと思う。少しは安心したのでは!?

「良性だったので手術は、年明けてから。
イタリアには予定通り行くので、よろしく~!!」
「えーやめとき~!!」と反対された時に
これまたタイミング良く、旅行会社からの電話!
「飛行機のチケットが準備できましたので取りに来てください。」と・・・
「ほらぁ~!!準備できたって~♪」

報告したことで私は、すごくスッキリした!
夫は「黙ってて辛かったなぁ。。。ホント大丈夫?」
私とは対照的に落ち込んでいる様子・・・

そんなわけで『計画的耳下腺報告の日』となりました。

細胞診の結果

2007-12-07 | 入院前
本来なら、結果が出るまで1週間くらいかかるところを旅行を控えていたので
無理を言って3日後にわかるようにしてもらった。
「先生、旅行といっても遊びじゃなくお料理の勉強に行くんです」
Dr.Aは「あ~21日から行かれるんですね」
ちゃんとこの前のDr.がカルテにメモしてくれていた様子。
万が一『悪性』なら即手術で、当然旅行はキャンセルしないといけないし・・・
『良性』ならGO!のつもりでいた。

結果は、部長先生から伝えてもらった。
『良性』だった。「よかったぁ~!」思わず笑みがこぼれた。
「浅葉にあるので手術も比較的やりやすいですよ」と言われホッッとした。
いただいた『細胞診依頼兼報告書』のコメント蘭には
「結合の強い腺上皮細胞成分と粘液に富む間質成分がみられ多形腺腫の可能性を考えます」
と書かれていた。耳下腺腫瘍に最も多い『多形腺腫』だった。

部長先生が両方の耳下をつまみ指先でグリグリと触る・・・
「やめて~~~!神経に癒着するぅ~~~」と心の中で叫んだ!!
部長先生に、そんなこと言えるような雰囲気でなかった。。。
ちょっとぶっきらぼうに話すので、なんかコ・ワ・イ・・・

「家族に話をして手術をどうするか・他の病院でも診察を受けてみるか
よく相談してください」と、部長先生は言った。
ん~~~なんか苦手だなこの先生・・・
他の先生は、優しいし、気軽に話が出来るのになぁ~

病院は家からも近いし、去年は11人手術をしたというデータも
あることから、ここに決めようと思った。

結果を聞いてすぐに家に帰って、仕事仕事!
妹が「生徒さんが来られるのに、もし最悪の結果でもできる?やめとき~」と
言っていたけど、キャンセルや変更は難しいし、他の事に打ち込めるので
病気を考えずに居られる時間が長いのでかえって良かった。
実際、試作やレシピ作り写真撮影など・・・忙しくしていたから、病気のことを
考えたり前のようにPCで色々調べて落ち込んだりしなくてすんだ。

明日は、夫と両親に報告しなきゃ~




細胞診

2007-12-04 | 入院前
ドキドキの細胞診・・・
細胞診と言っても、ネットの情報では『穿刺細胞診』は転移促進・顔面神経損傷
など危険性が高いことが書かれている。
『穿刺吸引細胞診』は、危険性が少なくエコーを見ながらの採取は正診率が高いと
書かれていた。それでも、リスクはあるだろうな・・・
良性悪性の診断ができたとしても、どちらにしてもオペをするなら
この検査をする意味があるのか不安だった。

初日に診てもらったDr.Aだったことに気づかず、
「えっ!いきなり細胞取るんですか?耳鼻科の先生とお話したいんですがー」と言うと、
「耳鼻科の者です。」
あれ~っ!!ホント・・・初診の時の午前中に診ていただいた先生だわ。。。
「あっ!すみません。細胞診についてもう一度わかりやすく説明を聞きたいのですが・・・」と話すと、
きちんと説明してくれた。
手帳に正式な診療名を書いてくださいとお願いすると
『耳下腺腫瘍に対し 頚部超音波、又超音波下 穿刺吸引細胞診を行い良悪性の
大体の診断をつける』と丁寧に書いてくれた。大体と言う字に下線を引いて・・・

ネットで読んだ情報などから不安であることを伝える。
まずエコーで腫瘍の部分を画面上で見せてくれ、
それをプリントアウトしてくれた。
1.3cm~1.7cmの大きさということもわかった。
「ネットの情報あまり読まないほうがいいですよ。中には間違った情報もあるし」と・・・
確かにそうかもしれない。Dr.とこうやってお話し、理解した上で治療を進めていった方がいいのかも・・・
「この先生に任せても大丈夫そう。。。」そう思った瞬間でした。

診察台に仰向けになり、首を右にむけシコリの部分が上になる体制をとった。
シコリに針を刺して細胞を取リ始める。注射器で吸い上げるように取っていく。
意外と長く「先生、全部採ってください!」と思わず言った・・・

「こんだけ採れたら、ちゃんと検査できるよ。」プレパレートの上に細胞がのっていた。