耳下腺腫瘍の発覚後・・・

耳下腺腫瘍が見つかりました。
この腫瘍と共に生活する日々~除去~除去後を綴っていきます。

術前検診

2008-01-07 | 入院前
イタリア滞在中は、病気のことスッカリ忘れるくらい楽しんだ
でも、向こうで夫と合流した途端「あっ!オペするんだった」と我に返る・・・
指先でシコリを確認するとやっぱりあった 当たり前か。。。

術前検診は
・尿検査
・血液検査
・止血タイム
・心電図
・胸部レントゲン

血液検査だけは、長かった~~~
となりで受けている人が、入れ代わり立ち代わり3本分採ってもらっていたから
私のは一体「どんだけ~!?」って突っ込みたくなった・・・
たぶん8本くらいは採られたかな!?
「ごめんね~たくさん必要だから・・・もうすぐ終わりますよ~」って!
でも上手だったから、良かった。

止血時間を計る時
「耳をちょっと切りますよ」
「えっ!!切るって!?」
「あっ・・・注射針でちょっとチクッとするくらい
 ピアスされてる?それよりは全然痛くないから
 ・・・って僕はあけてないんですけどね!」と一人ノリ突っ込み
「患者は先生の言葉に敏感ですからねっ!」とお伝え(警告!)しておきました
「あーそうですよね。失礼しました」
薄い紙を耳たぶの切った!?ところにあてながら
血が止まるのをストップウォッチで計っている。
「実はね・・・もう終わったから言うけど注射針じゃなくメスなんですよ。
 だからつい切ると言ってしまったんです。」
「あ~そうだったんですね!全然痛くなかったんで大丈夫です」

それから、心電図やレントゲンを撮って診察室へ・・・
部長先生の声が聞こえ、Dr.が「それは本人に確認します。」
「んっ!?私のこと何?何・・・!?」
で・・・まず、手術日が学会なので前か後ろにずらしてほしいとのことだった。
な~んだ!ちょうど良かった。「それなら、2月4日の手術でお願いします」

それから、Dr.のすごくわかりやすいけど最悪の場合の説明・・・
また不安に・・・でも「もし麻痺がおこっても治りますから」の言葉を信じよう!
今はここまでお話しておかないといけないんだろうなぁ~と感じ取った。
メスを入れる耳横の縦のオペ跡は意外とわかりにくくなるらしい。
そこから耳たぶにむかって→耳の後ろ→首にかけてS字に切る・・・
想像しただけでも痛いわぁ。。。
腫瘍を取り出したらすぐに検査にだし、それを半分に切って断面で良性悪性を
調べるとのこと・・・
私は「え~っ!?良性だったのに?その検査って何分くらいで結果がわかるんですか?」
Dr.は「20分くらいです」
私はまた「え~っ!?その間ここ開けたまんまですか?早く閉じてほしい~」
細胞診は刺した所が良性でも他の部分が悪性であることもあるので」と・・・
ガーン

Dr.は「抜糸は1週間後ですから、このあたりですね」とカレンダーを指した。
「えっ?溶ける糸は使わないんですか?」と聞くと
使うけれど端と真ん中の3箇所は、ずれたりしないようしっかり糸で
縫っておかないといけないならしい・・・
傷跡が順調であれば、5日後には抜糸できるとのこと。

傷跡にしても腫瘍にしても、オペしないとわからないというのが、イヤなところ・・・