goo blog サービス終了のお知らせ 

トモエデンキの屁の突っ張り

関西では役に立たないことを「屁の突っ張りにもならない」と言いわれますが、そんな倉敷の電器店ブログです。

「カバー付きナイフスイッチ(開閉器)は鉛ヒューズ」の巻

2020年01月16日 | 店主
金曜日の朝はこれからスタート


「7つのちがいさがし」




山陽新聞朝刊より


毎週、ぼけ防止になります(笑)


解答は後ほど


では、本題に

昨晩遅くにお得意様の某コーポ大家様から何度も電話があり、緊急かと思い電話

「☆☆コーポ★★号室の電気が一部分しか使えなくなったらしいので直しに行って欲しい」

と、夜10時近くに電話があり

さすがに、この時間では無理なんで翌朝に訪問させていただくことに


で、本日の予定を一部変更して訪問


部屋の分電盤には異常が無く、屋外にある引き込み計器盤を確認





各部屋のカバー付きナイフスイッチ(主幹開閉器)が並んでいますので、該当の開閉器を調べると





片方の鉛ヒューズが切れています。


原因は、鉛ヒューズの劣化もしくは片側回路に負荷が掛かりすぎたため


このタイプのカバー付きナイフスイッチ(開閉器)は、一旦ヒューズが切れると新しいヒューズに交換するしかないため、一般人では対応ができません

私も、この鉛ヒューズは持ち合わせが無かったので、とりあえず空き部屋の開閉器から抜き取りセットして完了


コーポの大家様と相談して、後日新しいタイプのサーキットブレーカー(ノーヒューズブレーカー)に総て交換させていただくことになりました。





サーキットブレーカーは、過電流が流れた場合に遮断されますが、復旧はレバーを入り側にするだけなので簡単です。


その後も電器店らしい作業に




某学校の外灯なんですが




何十年物かわからない自動点滅器が壊れての交換






反対側は急斜面という状況なんで、安全対策は万全を期す





この自動点滅器が、周囲の明るさを検知して暗くなれば照明を点灯させます。

生徒や教職員の皆様にはご不便をお掛けしていましたが、きょうから明るくなりますので・・・


午後から、雨が降ると鳴らなくなるインターホンの修理に向かい


調べた結果、屋外の配線に原因がありそうなので、インターホン子機までの配線を点検








ここから






奥の方に埋設され






庭園灯のそばを通り





このコンクリートのたたきの下に埋設されて、郵便受けに配線されているようです。


なぜか遠回りに配線されていて




こんな感じならわかりやすいけど


原因がコンクリートの下でなければよいのですが・・・・・


とりあえず、土の部分を掘って配線を確認しましょう




繋ぎ部分を外すと、予想通り水がたくさん出てきますよ


ここまでの配線をチェックしますが異常無さそう


と言うことは・・・





このコンクリート埋設部分

通常は配管を埋設していますから、配線を引っ張り新しく入れ替えできるはずなんですが、どこかで配管が潰れているのかびくともしません(T_T)


しかたなく、コンクリートをハツって穴を開けます





潰れていそうな部分を振動ドリルでハツリます。



コツコツ


コツコツ



コツコツ


もっと大きなドリルがあればよいのですが、滅多にないハツリ作業なんでそこまで工具に投資はできませんし


延々と2時間以上かかり穴を開け


本日は時間切れ


配管はでましたが、作業するにはもう少し広げないとダメみたい・・・


出直します(-.-;)


腕や肩、腰が悲鳴をあげてます(ToT)




それでは「7つのちがいさがし」解答です。







きょうはここまで


つづく