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サラ金から借金をして,その返済が終わった方,もしかすると,払いすぎたお金が返ってくるかもしれません。

正々堂々と過払い金返還請求を行おう!

2013年02月16日 14時02分25秒 | Weblog
 最近のリサーチによると,消費者金融会社等から借りていたお金を全額返済し多重債務状態からいったん解放され(完済状態),今度は,いわゆる過払い金の返還請求を行うか否か迷っている人でも,家族に知られたくない,と,返還請求を躊躇している人が多いそうです。

 しかし,完済状態であるなら,何も家族に知られることを恐れる必要はありません。家族からしても,黙っておられる方が,イヤなはずです。

 だから,家族にもすべて話をして,正々堂々と過払い金返還請求を行いましょう。そして,取り戻したお金で,家族で美味しいモノでも食べに行きましょう。

 もちろん,私は,依頼者から,家族に知られないようなやり方で,過払い金返還請求を行って欲しいというリクエストがあれば,それに応えますが,今後のことを考えると,全てをオープンにする方式をオススメします。

過払い法律相談

2013年02月14日 20時34分19秒 | Weblog
 今日は,午後,過払い法律相談を行いました。

 私は,債務整理の一環として,いわゆる過払い請求を捉えているのですが,今日,相談に来られた方は,いわゆる完済事案(消費者金融会社からの借金は全部返し終わっているケース)だったので,整理する債務がなかったのです。

 となると,あとは,まさに過払い金を取り戻すしかないのですが,司法書士に頼むと依頼者にとって極めて不利なことになる可能性があることからすると,弁護士に依頼すべきです。

アイフルの対応(続)

2013年02月08日 13時34分21秒 | Weblog
 私が,当事者(破産管財人)として,アイフル株式会社に対して起こしていた不当利得(いわゆる過払金)返還請求訴訟で,第1審(大阪地方裁判所)では,こちらが完全に勝訴しました。
 そこで,アイフルは,大阪高等裁判所に控訴し,ようやく,今月の21日に判決が下されると決まっていました。
 にもかかわらず,昨日,私の事務所にアイフルの支配人を名乗る人が訪ねてきて,この事件を和解で終わらせて欲しい,と言われました。
 しかし,私としては,第1審でこちらが勝訴し,控訴審でも,こちらが勝訴する見込だったので,和解はできないと返事しました。
 そうしたところ,今日,裁判所から連絡があり,アイフルは控訴を取り下げたというのです。これによって,第1審の判決は確定しました。
 アイフルのいつものやり方,つまり,アイフルは,法的問題に関して不利な法的判断を含む判決が出ることが見通せた場合,その判決を出せないようにするために,控訴や上告を取り下げるのです。
 お金を1円でも多く払いたくないという気持ち,企業の論理はわかりますが,私の事務所へ直接人を派遣してくるなど,脅しともとれるやり方は,絶対に許せません。