過払い・債務整理 弁護士による法律相談予約受付中 電話06-6312-3316

サラ金から借金をして,その返済が終わった方,もしかすると,払いすぎたお金が返ってくるかもしれません。

自己破産の真実!?

2009年12月26日 14時59分04秒 | Weblog
 インターネット上のコラムに以下のようなものを見つけました。

『自己破産とは、借金の返済が難しいことを裁判所に認めてもらい、借金を「なし」にしてもらう手続きです。返済の負担から開放されて、生活の再スタートが切れるのは大きな魅力なのですが、その一方で、自己破産をしたら何もかも失ってしまうのでは?といった心配をする人も多いはず。本当のところはどうなのでしょうか?

自己破産をしても、身包みはがされるわけではなく、生活に必要な最低限の家財道具や現金は手元に残して置けます。ただし、生活に最低限必要というのは、ウラを返せば、資産価値のあるものはすべて処分の対象となるということ。持ち家や自動車などは基本的に処分され返済に充てられます。

自己破産者の名前は一部の公的な文書に公開されるのですが、これらの文書を一般の人が見ることはほとんどと言ってよいほどありません。つまり、自己破産したことを周りの人に知られることはまずないのです。

仕事については、万が一、職場の人に自己破産したことを知られたとしても、それを理由にクビにはできないことになっています。とはいえ、職場に執拗に取り立ての電話がかかってくることもあり、実際には居づらくなってしまうというケースも。また、保険の外交員や警備員のように、一定の期間は資格制限される職業もあります。

10年程度は、いわゆるブラックリストに名前が載ってしまうので、この間は新しいローンを借りることや、クレジットカードを作ることはできません。もちろん、住宅ローンも借りられません。

自己破産するためには、支払不能が認められることが必要です。借金の額がいくらなら支払不能かは、その人の収入や財産によってかわるので、一概には言えませんが、専業主婦など収入がない人なら、100万円程度でも自己破産が認められる場合があります。

返せなくなるまで借りないことは大前提として、もしも返せなくなった場合は、こういった事情をよく調べたうえで、自己破産を選ぶかどうかを考えることが必要です。』

 大ざっぱには間違っていませんが,破産すると名前が載るのは官報であることが書かれていないですし,また,弁護士に債務整理を依頼し,弁護士から受任通知を業者へ送れば,破産者の職場に債権者から執拗な督促がある前に,連絡自体ができなくなる(請求がストップする)ことの指摘もないなど,内容が不十分です。
 やはり,詳しくは弁護士に相談してください。



持ち家神話からの脱却

2009年12月07日 10時19分05秒 | Weblog
住宅競売46%増の3万件超 09年度上期ローン難民拡大(共同通信) - goo ニュース

 私が相談を受けた中にも,家を買うために,相当無理をして住宅ローンを組んで,その後の収入の落ち込みによって,生活費を補うために家族でカードローンや消費者金融に手を出し,結局,身動きがとれなくなった人がかなりおられます。

 もちろん,自分の家というのは憧れの的なのかもしれませんが,そのために,多額の借金をかかえる,さらに,家族の崩壊にまでつながるとしたら,こんな馬鹿な話はありません。

 借家でもいいではないですか,返済の見込みが当初からチョッとでも厳しいローンには手を出さないようにしましょう

悩む必要はない

2009年12月05日 13時38分38秒 | Weblog
 地下鉄の広告に,複数ある債権者への月々の支払期限が気になって,家族で旅行にも行けない,と嘆く多重債務者に対し,だから,おまとめローンをしましょう,と勧誘するものがあります。

 しかし,私が繰り返し述べているように,おまとめローンは問題のすり替えでしかありません。

 借金で悩まずに,債務整理を実行していきましょう