聖書の学び

 このブログでは、主・イエス様の教えを知りたい人の為に書いてます。

キング牧師の夢

2009-01-24 13:00:22 | 偉人
一月になり、公園では、霜がおり始め、私の近所では、メジロが、

梅の花の蜜を吸おうと、花が咲くのを待っていた。

  さて、平成21年一月二十日に第44代大統領が、誕生しました。

この国にとって黒人の大統領が生まれることには、人種隔離などの問題のある国としては大きな意味を持ちます。

 黒人の大統領オバマ氏が、就任したことを一番喜んでいるのは、人種差別と戦った。黒人のキング牧師ではないだろうか。

黒人牧師のキング牧師のワシントンの大行進の中で語った 言葉が今現実のものとなりました。

Ⅰhave a dream 私には夢がある。それは、いつの日か、私の四人の小さな子どもたちが、肌の色によってではなく、人格そのものによ

って評価される国に生きられるようになることだ。
 
私には夢があるのだ!

当時、黒人と白人の人種の差別はひどく、バスに乗るにしても、レストランで、たべるにしても、白人と黒人の座る場所まで、

はっきりと区切られていました。

こんな話があります。

ボクシングで金メダルをとったモハメド・アリは、意気揚々として、祝賀会のあとに友とレストランへいったとき、

黒人はお断りだといわれたのだそうです。

普通の国で、金メダルをとった人は、その国の栄誉でありまた、尊敬のまなざしを受けるはずですが、アメリカという国は、

黒人を奴隷として扱っていた国ですから、人と人とが平等に生きることを聖書は教えているのに、それが、まもられていない

時期がありました。

しかし、そんな中キング牧師は、非暴力を通し、モントゴメリー・バス・ボイコット運動、や、sit・in と呼ばれる、人種差別

撤廃運動などにより、つかまったりしながらも、活動を続け、残念ながら暗殺されました。

彼は、Ⅰhave a dream というかれの夢の実現を夢みて死にました。

彼は、長生きをすることよりも、主・イエス様のためにいきることを選んだ偉大な人です。

彼はこういいました。

これから先、何が起ころうとしているのか、私にはわかりません。たしかに、われわれの行く手にはさまざまな困難が待ち受けています。

しかし、私にとって、それはもはや問題ではありません。なぜなら、私は、山の頂にのぼったのです。私は、もう何も気にしてはいませ

ん。
 
 ほかの誰もがそうであるように、私も長生きをしたいと思っています。長く生きることには、それなりの意味があります。しかし、私

は、いま、そのことに執着していません。私は、ただ、神の意志のままに行動したいのです。
 
 神は私に山の頂へ行くことをお許しになりました。そして、私は山の向こうを眺めてみました。そこに、私は約束の地を見たのです。

みなさんとともに、あの約束の地へ行くことは、私にはできないかもしれません。けれども、今夜あなたがたに知ってほしいことは、わ

れわれは、みな、いっしょに、約束の地へ着くことができるということです。
 

私は、いま、とても幸せです。何も心配しておりません。誰もおそれておりませんと。

彼の命をかけた、願いは、オバマ大統領へとうけつがれました。

かれは就任演説でこういいます。

先人たちが、 ファシズム=独裁主義や共産主義を屈服させたのはミサイルや戦車によるものではない頼もしい同盟国と、

強固な信念によるものだと・・・。


またこうもいいます。

私たちは恐怖より、希望を対立と不和よりも共有することを選びここにあつまったと。
 
この上記の言葉には、つい60年ほど前は、レストランで食事もさせてもらえなかったかもしれない父を持つ男

があなたがたの前にたっているという言葉を聴くときその深い意味がわかります。

またキング牧師の意思は、主・イエス様の意思は、無駄ではなかったことを私たちに教えてくれました。


 そして、今現在の全世界で、多くの宣教師や牧師が活躍し、一人でも多く人が主・イエス様の十字架を信じ救われることを

ねがって、信仰と希望をもって生きている人々にとっても、この不景気な時代の中で、明るいよいニュースだったとおもいます。

聖書で、主・イエス様はこういいます。

ヨハネ11:25 私は、よみがえりです。

いのちです。

私を信じるものは死んでもいきるのです。と・・・。

死んだキング牧師や、主・イエス様の十字架を述べ伝えるものたちに対して主はこう語りかけます。


私の十字架を信じるのならば、あなた方はしんでもいきると。

 キング牧師の夢