詩と断片 あるいは 言葉の雫

美琴の新作の詩、言葉を載せています。

頭の中の現実

2013年12月28日 | 詩的言葉
見ているもの 見えているもの
現実と思考の間で
事実に少しだけ
色を付け足して
自分だけの現実を
頭で組み立てている
それは嘘でも
真実でもない
誰もが少しずつ
違った受け取りを
する
ただそれだけのこと
そして願うなら
その思考が
希望に満ちたもので
あれば良いと
思考に対して
願っている
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