詩と断片 あるいは 言葉の雫

美琴の新作の詩、言葉を載せています。

雨の戯れ

2019年10月01日 | 詩的言葉
時を越えて 時空を越えて
悩む頭に 不安がぽとり

それはただの一滴
でもそれは全てを
覆すような一滴

気にしない 気にしない
それは単なる雨
そう ただの雨でしかない

気づく人は気づくし
気がつかない人は
気がつかない程の

それはただの感情のひとつ
いくつもあるただの感情ひとつ
ただの感情のひとつでしかない

気にしない 気にしない
雨はいずれ止むでしょう
その不安もいつかは消えるでしょう

そう いつかはきっと
そう信じていれば
今は雨と戯れるのも悪くはない
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