ある日、ダンナさんが仕事帰りに飲んでくるというので
先にぐうぐう寝ておりました。
ふと、部屋が明るくなったことに気付き、
物音のする方に目をやると
ダンナさんが帰っていました。
とりあえず、寝ぼけながらも「おかえりー」と
飲んで帰ってきた日は「酔ってないよ(*´ω`*)ダンナさん酔ってないよ(*´ω`*)」とか言いながら、
覚束ない足取りでご機嫌に部屋の中をふらふらしているのに、
その日はベッドの足元の方に真っ直ぐに立ち、ビジネスバッグの中をゴソゴソ漁っているという
いつもとは違うダンナさんに声を掛け、続けて
「どうしたの?」
と訊いてみると
一気に目の覚める返事が返ってきた_| ̄|○
午前2時。
クレジットカードの明細を探し、紛失対応のコールセンターへ即電話。
明日警察へ届け出るようにと言って、
「なんでだろう~?どこでなくしたんだろう~?だってずっとバッグ持ってたし」
「あそこではお金払ったし~ あっちのお店でも払ったし、たしか」
「なんでだろう~?だってずっとバッグ持ってたのにな~」
「うーん。あーでもどうだったかな~あのときお財布出したっけぇ?」
「でもなんでないんだろう~?」
酔ってるから言動がくどくなってるダンナさんを放置して、再度眠りにつきました。←ひどい
ダンナさんのお財布は、最近
ココマイスターで買い換えたばかり。
345もめっちゃブルーになりましたが、眠気には勝てませんでした

数日後。
駅から連絡があり、ホームに落ちていたお財布を駅員さんが拾ってくれて、
無事にお財布も中身も戻ってきたのでした。
めでたしめでたし。
「もうハシゴ酒禁止だからね」
「・・・ハイ


」