いっちゃんの~急性リンパ性白血病・闘病記~

625の素敵な天使たち・・・出会いと別れ・・・心からありがとう・・・

治療十五日目

2008-02-18 20:56:55 | 入院生活・No1
~入院生活24日目~

朝食は、髄注するため抜きとなる。
11時15分、治療室に入って行く。

今日は少し時間がかかった。
出てきたいっちゃんは、目の唇もすごく腫れている。
目は開いているのか分からないほど…。

髄注をする際に、麻酔から覚めてしまい痛かった、と朦朧とする意識の中、訴えていた。
「うん、わかったよ。がんばったね。ママいるから、寝ていいよ。」
と言うと、スーっと眠りは始めた。

昼食も取らず眠っていた。
「ママ…冷たい…。」
と起きた。
漏らしてしまった。
看護師さんがベットごと換えてくれた。
「おもらししちゃった…。」
恥ずかしそうに言ういっちゃん。
「大丈夫。今はしょうがないんだよ。気にしなくていいからね。」
「うん…。」
まだ出ると、トイレに行き、ベットに戻ると再び眠ってしまう。

今日はかなり、しんどいようだ。

午後二時から、主治医や小児科の先生方たちとの「茶話会」に参加した。
感染症について、気をつけなくてはいけない事。
ここ二ヶ月くらいに入ってきた子の保護者が多かった。

同じ白血病で入院中の男の子の保護者が、
「先生、いつ頃薬が来るんですか?」
と質問していた。
「船で来るので、もう少しでつくと思うんですけど…。」
と答えている。

何の薬なんだろうか…?

戻ると、おやつを嬉しそうに食べている。
でも、唇が切れていたり、口内炎がまだ残っていたりで、痛いようだが、残したくないと頑張って食べていた。
それもそうだ。
今日はじめて口にするものだから…。
担当医が来て、
「今日は痛かったね~ごめんね…。」
「うん。」
「今度は痛くないようにするからね~。」
と心配して様子を見に来てくれた。

ばぁばが持って来てくれた、ビデオを観たり、まんがを読んだりしている。

「ご飯まだかな~」
(おっ、少し元気になってきたのかな?)

ご飯を待っていたら、パパが来て、大喜びのいっちゃん。
                     ママ記

パパ記

お腹は空いていたようだけど、見た目でお腹がいっぱいになったのかな?
あまり食べられなかった。
口の中が痛いらしい。
薬を塗ってんもらった。
今日はしんどいのか、少しブルーになっている。
主治医が様子をみに来てくれて、
「来週までがきついんだ。もうすぐ楽なお薬になるからね…。」
と、話していった。

あと少しだ。
入院は、治療はまだまだあるけどね…。
頑張ろうね。