レイチェル・カーソン 「センスオブワンダー 上遠 恵子訳」 より抜粋
朗読について1
朗読を始めたのは、最近若者を中心に広がっている「読書は役に立たない」という考えを見直すきっかけになれば、と思い立ったからである。
ごくたまに乗る電車の中でも、メールやゲーム以外には、読むより聴いている人が圧倒的に多い。だから朗読によって、少しでも読書に回帰する人が増えればと願っている。
また、災害時など日常を失った時に、諳んじている物語、もしくは一冊の本を皆で分かち合い、心の糧にできるとも思っている。
無料で視聴できるyoutubeを主に利用していたが、著作権切れ以外の作品を全文公開するには著作者の許諾が必要になるので、作品が限定される。私は無縁だが、広告収入により利益が生じるためと思われる、また、情けないが2次利用される怖れもあり、かつ視聴には通信環境が必要だ。
幸い昨年から(株)オトバンクからオーディオブックを配信することができるようになった。オトバンクは有料だがダウンロードすれば通信環境がなくても視聴できるし、自作CD化も可能である。
とりあえず著作権の許諾が必要ない作品を配信しているが、許諾の条件が合えば、配信したいと思っている作品があるので、少しずつオファーを出そうと考えている。今、あすなろ書房「木を植えた男」をオーディオ化したいと交渉中。
いつかテーマを決めての朗読会や、難病などで療養中の子供たちへのチャリティーも実現できればと願っている。
今年の語り初めは、心洗われる良書、レイチェル・カーソンのセンス・オブ・ワンダーからの抜粋。
https://audiobook.jp/search?q=%E9%87%8E%E5%8E%9F%E3%80%80%E5%9C%AD
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