goo blog サービス終了のお知らせ 

まずは日記から

日々考えた事や日記などを記しています。負け犬の日常をご覧ください。

小暮荘物語

2011-05-08 | 
三浦しをん 著

おんぼろアパート小暮荘に住む人、関わる人たちの物語。短編集です。

私これ、すごく好き。
文庫になったら買う。

この作品の紹介を読んで、エロがメインなのか?三浦しをんが?、と思ってた。
実際読んでみると、まあエロも出てくるけどメインでもないし、そんなことはどうでもいいくらい面白かった。
三浦しをん、上手いね。ほんとに。

ただちょっと…生徒にはオススメ出来ないなあ。
面白いんだけどなあ。

あるじは信長

2011-02-27 | 
岩井三四二 著

タイトル通り、様々な形で信長を主とする者たちを主人公にした、時代物の短編集です。
面白かったです。
ただ、さらっと読め過ぎて何も残らない感じ。
時代物はやっぱり長編の方がいいかも。


岐阜市民にとって、やはり信長は特別な存在。なんと言っても『岐阜』の名付け親ですからね。
岐阜市にお越しの際は、岐阜城に上ってみてください。天下を取りたくなりますよ、多分。

月曜日の朝へ

2011-02-12 | 
朝比奈あすか 著

中編2作の本です。
確かに、心理描写は細かい。遠慮がないくらい細かい。
それだけに、分かるなあと思うところと、分かりすぎて苛立ってしまうところとがある。
読後感は…なんとなくすっきりしない感じ。

他の作品は読まなくてもいいかな。

母系 河野裕子歌集

2011-02-08 | 
河野裕子 著

昨年亡くなった歌人、河野裕子さんの歌集を読みました。
三十一文字の中に凝縮された想いに、胸が痛んだり寂しくなったり共感したり。でもユニークな歌もあって「クスッ」と笑ってしまったり。

惜しい方を亡くしましたね。


ネットで彼女の絶筆となった句(ご家族が書き留めたのだそうですが)を読みました。
なんと表現したらいいのか…言葉が浮かびません。
でも、もっと生きてもっと歌を作りたかったことでしょうね。



私はどんな人に囲まれて死ぬのかなあ。
独りはさみしいな。
なんて、ちょっと考えてしまいました。

読んだ本久々

2010-11-30 | 
カフーを待ちわびて
原田マハ 著

沖縄の島に住む明青(あきお)の元に来たウシラシ(お知らせ)。
代わり映えのしない穏やかだった毎日が変わっていく…。
ラブストーリー大賞受賞の原田マハ、デビュー作です。

私、沖縄が舞台の小説ってあんまり好きじゃないんだな。でも読んじゃった。
でもやっぱりあんまり好きじゃない。
どこか腑に落ちないというか、上っ面だけというか…。
なんかね、だからラブストーリーなんだけど、イマイチ入り込めなかったな。


最近、気になる原田マハ。
原田宗典の実の妹なんだってー!
『インディペンデンス・デイ』と『本日は、お日柄もよく』は、なかなかおもしろかったですよ。