9月4日
みか先生の火曜日は…Poohさん教室でレッスンしたあと、「ちちんぷいぷい」(大阪の情報番組です)を見ながらヤマハのセンターに行きます。帰りはそのままのチャンネル4チャンネル(TBS系列)を見ながらまたPoohさん教室に戻ってレッスンです
今日もいつものようにセンターでレッスンが終わって、帰り道、車を走らせながらTVを見ていました。と言うかその番組に釘付けになってしまいました
今日が最終回だったその番組は、
教科書にのせたい!
と言う番組でした。毎週教科書に載っていない事柄にスポットをあてて掘り下げている番組らしい。、そして最終回の今週は、
命の輝きsp番組冒頭はエンペラーペンギンさんの子育て

お母さんペンギンは外敵の少ないマイナス80度の真冬に卵を産む

。 卵を産んだお母さんペンギンさんは産み終えると50キロ以上離れている海に行き、赤ちゃんのためにエサを取る。一方、お父さんはこの間卵を守るのが仕事。卵がかえる3か月間、食べ物を一切口にせず

、温め守り続けている。そして赤ちゃんが産まれたらお父さんとお母さんが子育てとエサ取りを交代で行う、1年後に一人立ちさせる。
Poohさん教室に着いて、まだ生徒ちゃんが来なかったので携帯のワンセグでその番組の続きを見ていました。
色んなコーナーのあと、人間のコーナーに

受精の瞬間や何か月目にはどんな様子…など昔々授業で習った事が映像でより鮮明に見せてくれました。そして赤ちゃんはお腹の中でも歩いたり、キックやパンチ、笑ったりそしておしっこしたり…外に出てきてこれからするであろう出来事を練習している場面にはビックリしました
最後に
「いのちの授業」と言うのを全国で繰り広げている助産師の方が取り上げられていました。親子で参加するこの授業は赤ちゃんの産まれる様子、産まれてくる幸せだけではない事が語られました。その助産師さんは7か月で双子ちゃんを早産(一人死産)して、そして産まれてきたもう一人も…

子供が授かる確率、受胎も3億分の1の確率、そして色々な苦労を経て、子供って大変な思いをして授かって、お腹の中で大切に育てて行くのにどうして子供を虐待したりする母親がいるのか、何だか番組を見ていて悔しい思いでひとりでに涙が出てきました

。いま、Poohさん教室に来てくれている子供たちみ~んな、私のお腹を痛めていない子供たちですが、私は我が子のように怒ります、嬉しい事があったら一緒に喜びます。そしてちょっとの変化も見逃さないでおきたいと子どもと接します。
1時間番組を真剣に見て、人間の素晴らしさ、本当に何があっても生き続けて行かなくてはいけないと思える番組に出会えて、私は一人Poohさん教室で号泣しました(生徒ちゃん、結局来なかったの~

)そして、7月に子供たちと話し合った事を思い出しました・・・
Poohさん教室のレッスン、個人レッスン月4回とグループレッスン1回で成り立っています。グループレッスンは、毎月作曲家の事を取り上げてレッスンするのですが、7月は、
「いじめ」についてみんなで話し合いしました。小学校1年生から中学生の生徒の参加と、高校生の生徒の経験談など、色んな話をしました、子供たちから話しにくいかも…と思って、私の体験談(私、実はいじめられっこでした)を話すと、子供たちから出るわ出るわ…低学年は「消しゴムを取られた」「手袋を取られた」など、段々高学年になるにつれて「筆箱を壊された」「教科書を落書きされているのを見た」「あの子と遊んだらあかんって言われた」から始まり、「押しビンタされた」とか本当に昔のいじめとは違う、陰湿さを感じるいじめを垣間見ました

。私は子供の何気ない態度や言動でSOSを察知するようにしているつもりです。この押しビンタをされていた子は挙動不審の時もあり、なにかあるはず…と思っていたので今回色んな話を聞けて良かったと思います。お母さんも参加されていたのですが、全然気付いてなかったと…どこのご家庭もご両親とも忙しいとは思いますが、やっぱり子供たちから何気なく出しているサインを見逃さないようにしてあげて欲しいですね。人が生きていくためには、楽しい事ばかりではない。嬉しい事、楽しい事、悲しい事、辛い事…全部経験して人間は大きく成長しているんだから…人生の先輩である大人たちが子供たちを守ってあげなければ…
みんなも色んな経験をこれからすると思うけど、一緒に、生きていこうね

一人で悩まずに、相談できる人に相談しようね
つくづく思います。
生きるって素晴らしい!!