点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

令和6年5月15日放送の水曜日のダウンタウンが凄かった(闇バイト)

2024年05月16日 19時10分58秒 | 日記


令和6年5月15日放送の水曜日のダウンタウン「怪しい高額報酬バイト、引き受けたが最後どんなに犯罪の匂いがする闇バイト風だったとしてももう引き返せない説」はいつにも増して衝撃的な内容だった。

検証した3件の闇バイトは内容がいずれもヤバすぎる。
①内容物不明のキャラメルの箱を謎の美容師から受取り、指定の場所・指定の相手に渡す(薬物取引風)。
②コインロッカーの中に保管された臓器(実際は豚のハツ)を指定の場所・指定の相手に渡す(臓器売買風)。
③コインロッカーの中に閉じ込められている人を、指定の港に送り届ける(人身売買風)。

引っかかる芸人が、先輩に頼まれ仕方なく引き受けるというところもリアルだし、途中でヤバいことが薄々わかっても引き返せなくなっている場面は、おそらく現実の闇バイトに軽い気持ちで関わってしまう人間はみんなこんな感じなんだろうなあ、と思わせるだけの説得力があった。

出てくる仕掛け人たちの演技力がまたバカ高い。①の美容師は、カットやシャンプーしながらも取引について説明し、それまで親切に営業トークしていたところに耳元で「わかったら右足3回上げろ」と急に命令口調で確認してくるのが怖い。②は指定の人が突然韓国語でまくし立ててくる感じが。③の、港にいたロシア人がデカい銃を携帯していたのはさすがに変だったが。

これを、お笑いとして表現してしまう番組の凄さよ。①で実行犯となった8.6秒バズーカのはまやねんはやや普通という感じで、②のひょうろくはいざという時に罪を一人で被ろうとしたり、ネタばれで大粒の涙を流したり、成人男性の指切りげんまん、一つ上の男、など見どころ一杯だった。③の本多スイミングスクールは根がとても優しそうな人だった。

一部ネットで見かけた「ギャラクシー賞もの」とまではに行かないと思う(さすがに今回非難の声もありそうな気がしたから)が、さらば森田の言う通り自分にとっては強烈な啓蒙、啓発になった。10周年を迎えてまた一つ伝説回が生まれたなと感じた放送だった。

                       ~完~