点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

何十回目(何百回目?)かのドラゴンボール少年編読破

2024年08月15日 19時12分06秒 | 日記


書くことが全然ないのでTSUTAYAで借りた漫画のことでも書く。今、なんとなくドラゴンボールを1巻から借りて読んでおり、先日14巻(少年編終了まで)を読み終えた。

まず思ったのは絵が上手すぎるなと思ったことと、何より話の展開が早すぎる。たった14冊でブルマ、ヤムチャと出会い、亀仙人の元で修行し、天下一武道会で準優勝し、レッドリボン軍を壊滅させ、タオパイパイにやられるもカリン塔で修行して倒し、占いババの館で孫御飯に会い、第2回天下一武道会で天津飯に負け、クリリンがタンバリンに殺され、超神水飲んで苦しんで、ピッコロ大魔王を倒したのだ。

今の漫画…例えばワンピースとかだったら、この展開だけで50冊分はかかっているのではないか?(ワンピースで今連載しているエッグヘッド編では、ベガパンクが世界の秘密を語り出して、数か月間も語りが終わらなかったので、展開のあまりの遅さになんとか言いたいことをまとめて端的に話してくれんか、と強く強く思ったものだ)

なんか素人が勝手に考えるにドラゴンボールの作者である鳥山明って、作品に良い意味での愛着の無さを感じるんだよな。一度世界観とか設定が人気になったら、なんとなく、状況を変更させるのが恐いっていうか、できるだけ人気の形を保って行きたいと思いそうなんだけれども、ドラゴンボールの場合は関係なくキャラがどんどん年を取るし、結婚するし、死ぬし、移り変わる。

環境が変わっても人気が落ちるどころか右肩上がりになっていったところがまた凄い。少年編でも十分面白すぎるのに、ここから3回目の天下一武道会を経て、サイヤ人編が来るんだもんな。とんでもないオバケ漫画だ。

また、作者は髪の毛を書いたり塗ったりするのが面倒くさい理由からハゲ頭のキャラが多いとか、スーパーサイヤ人が出来たとかいう逸話も聞く。努力しまくってやっと雑誌に掲載されるようになったという漫画家は多い気がするが、反面いい加減で、テキトー臭さ漂う鳥山明は本当に天才だったんだな。少年編を読み終えて改めて思った。

                             ~完~


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