点ノ記

青森県青森市在住。日々あったことを若干適当に書いています。月10回更新します。

チーム飲みで天と地を味わう

2014年03月22日 15時25分42秒 | 日記

人事異動の発表はまだされていないが、金曜日チーム解散式を行った。チームからは少なくとも2人くらいは変わるし、課が変わらなくともチーム間の異動もあり得る。このメンバーで飲むのは最後だからということでの、解散式。

うちのチームはリーダーが非常に食と酒にこだわりがある方で、毎回信じられないくらいレベルの高いお店に行く。去年も「なのはな」という素晴らしいお店に行って、ただの職場の飲みとしては異例の「一人12,000円」という高いコースを味わった。

なんと今年はそれすら上回る、一人14,000円。シーンと静まり返る店内、渋い部屋。こういう高級なお店は一生でも来るかどうか。幹事が店を電話で予約したとき、店の人が「どのようなご利用でしょうか、接待でしょうか」と聞いてきたからなあ。ただの職場の解散式です、というのが恥ずかしかった。

出てくる料理は、あまりにも高級なやつばかり。店のかたからいろいろ解説を聞いて知識として「すげぇな」と思うのみで、舌でその高級度を理解できなかったのが残念だが、リーダーが「これはすごい」と言って食べていたので本当に凄かったんだろう。

こういうお店は料理のほかにも器にもこだわりがあるらしい。画像のやつなんかは、漫画「へうげもの」で古田織部が作っていた緑色の皿だ。同じかどうかは知らないけど、器すらも楽しんでいただこう、というお店の極めて高い意識がうかがえた。

二次会。チームの積立金が尽きた我々は、格安の居酒屋チェーンの店に入った。騒々しい。あまりにも騒々しい。隣の席の連中が腹から全力で叫んで話しているので、目の前のリーダーの声すら聞き取れない。また後ろのグループも、下ネタばかりでやかましい。お酒も、なんか不自然な色でジュースみたいだ。

一度の飲みで、天と地を味わった感じがした。自分としては、一次会はあまりに格式が高すぎて緊張してしまい二次会はあまりに五月蠅すぎた。適度ににぎやかだけど、それでいてしっとり話のできる、そういう環境の飲み屋がいい。そういうお店が実は一番探しにくいのかもしれない。

                                     ~完~