娘がいよいよ本格的に歩くようになった。日曜日、弘前市の「ヒロロ」に連れて行ったけど、とにかく歩く歩く。歩いて遊び場に行くというよりは「歩けること」それ自体に達成感を覚えていて、楽しんでいるように見える。歩ければ私はどこまでも行ける！こう思っているような娘の笑顔、たまらない。
大人になるとむしろ歩くことが億劫なんだけどな。ほんのちょっとの距離…たとえば徒歩3分とか、それくらいの距離でも車を使いたがる。今こんなに「歩く」を満喫している娘ですら、いつかそうなる日が来るというのだから文明の利器とは恐ろしい。
歩けるようになってつらい点は、とにかく行動範囲が広がったので親にとって都合の悪いところにもがんがん足を踏み入れてくる可能性が増したこと。ストーブの前とか、ストーブの後ろとか、台所の刃物関係のところとか。よりによってそういう嫌なところにばかり娘は寄ってくる。
また、歩けるようになって良い点は、昼寝をしっかりするようになったこと。「歩く」って想像以上にエネルギーを消耗してるらしくて、これまでだったら全然昼寝しようとせず、でもそのくせ夜近くなると眠気で期限が悪くなってた娘が、コンスタントに一日2時間昼寝をするようになった。
規則正しく昼寝をしてくれるというだけで、我が家は助かる。娘の期限が悪くならなければ、嫁の機嫌も悪くならない。ならば自分も、仕事で疲れて帰宅しても家でゆっくりして回復ができる。うちの安定は、娘が昼寝するかどうかにかかっている。
というわけなので、トータルで考えれば歩いてくれるのは万々歳。どんどん歩いて遊んで、体力がゼロになったら昼寝してと、パワフルに生きていってほしい。歩くエネルギー欲しさに食欲もアップし、おかげでウンコもモリモリしている。臭いが、まあ良いことだ。
こんな中、最近太り気味で特に対策もない自分。ひざも痛めたし。娘の若さが、最近眩しすぎて困る。
～完～