令和6年7月18日に発売されてすぐに、大量の不具合と調整不足が問題になったパワプロ2024。
発売後に公式的にメーカーから謝罪発表があったというのはかなり珍しいように感じた。大量の不具合は、これからのアップデートで修正していく、と。パワプロに寛容だと思っている自分でもさすがに異常すぎる事態だったので、さすがに修正はしなきゃだめでしょうと思ったところだったが、その大規模な修正がようやく先日8月22日に実施された。
パワプロと言えば毎回まず楽しみなのが「栄冠ナイン」というモードで、プレイヤーたる自分はとある弱小高校野球チームの監督となりて、部員に練習指示したり練習器材を集めたり、試合で采配したりして果ては甲子園優勝を目指す。このモードが「どんなに最強の強豪校になろうとも、試合終盤、敵チーム(弱小チームであっても)に謎に連打され毎回2桁失点してしまう」という信じられない不具合があってまともに遊べなかった。
これが今回直ったということで、自分はこの土日でやっと初めて、今作の栄冠ナインを触ることができた。触った感じいつもの楽しい栄冠ナインだ!毎年度新しい野球部員が入ってくるからまったく止め時がわからない恐ろしい時間喰いゲームだが、これをあえて3年間縛りで遊んで、弱いながらもプロ指名された選手たちを集め、新規プロ球団を作るのが自分の遊び方だ。
前作であるパワプロ2022との違いは…外国人留学生が登場するようになったことと、練習効率アップ中はそれが表示されるようになったこと、オリジナルの変化球を覚えられるようになったこと、強さのランクの変化が目で見えるようになったこと…くらいかなあ。後はあれだ、マネージャーの容姿を調整できるようになった、な。
…あれ、これってなんだろう。ほとんど前作から全然変わってなくないか?一番増えててほしい顔のバリエーションがそのままだし、選手の動きもカメラアングルも、全く同じなのだが。
一瞬だけ頭をよぎったものの、自分はこの考えを全力で否定した。なんせ、シリーズ30周年と銘打った集大成となるパワプロ2024に期待しすぎて、こちとら中古ながらパワプロ用のswitch本体まで購入してるんだからな。ここからコツコツプレイしていくことによって、まだ目に見えないいろんな味がしてくるんだろう。してくるに違いないって。
~完~
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