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三上俊樹日本画の絵具棚

アトリエからの発信・・

埼玉伝統工芸館

2018-03-20 | Diary
月1回の診察を終え・・

関越で嵐山・小川インターから埼玉伝統工芸館へ。





院展の田中明徳展。

彼は病気を患ってからも制作を続けている。

大学に入ってから50年の自選展。







ゆっくり見た。

その頃、意欲的な熱い思いをしきりに語っていたことを思い出す。

帰り際、院展の松本勝先生とバッタリ。



それから先生が会場を見て回る間しばらく工藝館の担当者と待っていた。


「懐かしい絵があるな~」と先生がイスに座ってから・・・

いくつもの話題に枝分かれして・・

長々と二人で話し込んでしまった。

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久しぶりに見る元気な明徳さんの個展だった。


遅々とした制作

2018-03-18 | Diary


8割方終わっていた作品・・・

深みがとても足りない。

・・・・・・・

それぞれの部分の彩色の下塗りから・・

制作を戻し、上から画面全体に繰り返し絵具も掛け・・

薄塗に徹する。

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この1点・・・なかなか終わらせてくれない。


春の散歩

2018-03-15 | Diary
家内と久しぶりに神代へ・・

本日は写生なし。

花を見て回るだけ・・。

ミツマタ


ギブシ


大寒桜


花桃


白モクレン


家内にあわせゆっくりと歩く・・。

白サイ

2018-03-08 | Diary
スキャナーで取り込んだ古いネガから・・

その頃・・白サイを何枚も描いていた。

デッサンを繰り返した後、油性の粘土で必ず立体を作った。

ちょっとわかりづらいが・・白い円柱に乗っているのはサイの頭部。

体や足の立体も別に作った上でいろいろな方向から眺めて体形を確かめた。

膠の湯煎用の片手鍋があったり、かごがあったり、雑然としている。



それから・・



本紙の雲肌麻紙に直にデッサンした上に骨描き。

この上に彩色するやり方の制作方法で一時、大下図は作らなかった時期のもの。

ここから制作が始まり・・



終了した50号の作品。

残念ながら、カラー写真が残っていない。

この作品はその頃隔年で開催された東京セントラル美術館での・・・

コンクール展・・「日本画大賞展」に出品した。

本紙へのデッサン、骨描きに比べてだいぶ絵が変わった。

国立「色物語」展

2018-03-03 | Diary


午前中、開館間もない国立のたましん美術館へ・・



久々に自分の作品に対面。

1986年制作とあり・・三十代の作品。





左端の女の子が走っている絵。

仔細に見て・・画面は変褪色もなく制作時と変わっていない。

黒箔や緑青、群青を多用していた時代だ。

日本橋高島屋での春季創画展に出品し、近藤弘明先生の研究会「寂静会展」で寂静賞を受け・・

その後、たましんギャラリーで企画個展。その時、買上収蔵された。


明日まで・・

樹の会メンバーのグループ展お知らせ

2018-03-01 | Diary


長年わたしが指導している樹の会メンバーのうち二人がそれぞれ展覧会を開催します。
いずれも会場は吉祥寺第一ホテルの1階ギャラリーKです。

「それぞれの春」
樹の会メンバー吉永久江さんのグループ展
3月15日(木)~20日(火)12:00~18:00



「日本画二人展」
樹の会メンバー原田良枝さんの二人展
3月22日(木)~27日(火)





福寿草/新規講座のお知らせ

2018-02-28 | Diary


庭に福寿草が咲いてチューリップが出始めた。

散っているのは白い梅の花びら・・。

近くでしきりに小鳥が鳴いている。

野外写生には気持ちの良い季節になった・・。

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ーお知らせー

6月より新規開講します。

場所:横浜関内駅から徒歩2分 画廊 楽 

三上教室「日本画入門」

木曜日PM2:00~PM5:00 月2回

基礎のデッサン・写生から・・

初心者中心。日本画経験者も可。

詳細は後日。

問合せ先:画廊 楽 

〒231-0028
横浜市中区翁町1-3小原ビル4F 楽事務所

045-641-1132

(なお、読売カルチャー横浜は現在、定員になっています。)




額&横浜高島屋

2018-02-23 | Diary


新宿、関内と額を探しに・・

なかなか見当たらない。

あきらめて・・

次の予定、霜鳥さんの個展、高島屋の画廊へ・・

全体に柔らかい色合いに変わったような気がした・・

二人でいろいろ話し込んでいるうちに中島千波先生がみえたので・・

三人でそこから、しばし雑談が続く。

・・・・・その他、もろもろ・・

そろそろ・・帰らなければと

途中で辞去。

それから渋谷の画材屋に寄って少々雑品を仕入れる・・・


神代植物園

2018-02-15 | Diary








調布の神代植物園へ

暖かさに誘われて久々にアトリエを脱出。

梅の塩梅は?と・・

まだまだ、冬の雑木林を抜けて・・

梅園は写真を撮るアマチユアがいっぱいだが・・

まだまだ、梅の花は早すぎて・・

冬の景色を眺めながら一息つく・・。

ドーサ・水貼り

2018-02-01 | Diary


10号にカットした生の純楮紙に表ドーサ引き。裏は翌日。

WSMのサイズのパネルにドーサ引き土佐麻紙を水貼り。

傍らで別の小品制作。

明日の研究会は取りやめ。

何せ、高齢の方が多いので雪で何かあってもいけない。

もう1件の用事も雪のせいで中止。



高齢の家庭が多く雪の片づけが出来ない家もあって・・

近辺でもあちらこちらの家の前がまだ凍っている。


1994

2018-01-30 | Diary
29日昼過ぎ、楽のスタッフと新規講座の話をしている際・・

美大での学生たちの膠の使い方の話が出て・・

結構、いい加減な膠の濃度で画面が亀裂、懲りずに繰り返すという話。

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昨晩は講座のあと受講生ほぼ全員で新年会。

29階の窓は曇っていて夜景は残念ながら見えなかったが・・

賑やかにおいしい料理で、飲める人も飲めない人も楽しく談笑。

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朝一番で病院。

身体の具合はひどいことにならずに済んだ。


この病院には安田育代の女児像100号があって・・

その先の廊下に30号の拙作がある・・

行くたびに色彩などが変化していないか必ず見る。

1994年の作品でこの頃はアートレジンでなく膠を使っている。

制作時から少しも変化していない。画面に問題は起きていない。


この頃は膠の重さを何グラム、水を何CCときっちり測り・・

直に温めることはせず、湯煎をしながら膠を溶いた。

温める時には眼を放さず、温度計で測って管理。

だいたい二日以内で使い、残った膠は処分。

山焼きと次の作品

2018-01-28 | Diary




昨夜、携帯でライブ映像での若草山の山焼きを実況していた・・・

年明け早々の奈良へは行くことがなかったので山焼きを実際に見ることもなく・・・。

携帯で見られるとは。



午前中に続けていた小品を終え・・

次の絵に掛かる。

写生ブックから題材を選ぶのだが、またもや初夏のテーマに・・。

鳩羽鼠、藍鼠を数回づつ地塗り。