おっぱいバレー

　'09年

タイトルの奇抜さが頭に残っていて、楽天レンタルにオーダーしていた作品。

 

しかも、ここのところ綾瀬はるかちゃんにハマっている私。

先日までは「白夜行」も見てしまい、彼女にものすごく惹かれています。

 

本当は、この映画は中学生のチビと一緒に夏休み中に見られたら良かったんだけど、

チビは山ほど溜まっている宿題のラストスパート中？？

それで、だんなと二人で見ました。

 

ここからネタバレあり。

 

時は、1970年代。

「ルージュの伝言」が流れたかと思えば、Tulipの「夢中さ君に」が流れる。

昭和30年代生まれの私たちにとっては、ドツボな音楽！！

 

そして、この映画の主人公とも言える中学生の男子達。

彼らがいろんな手を尽くして、見たいテレビが「11PM」！

あの番組冒頭に流れる「シャバダバシャバダバ～♪」という音楽に異様に興奮する彼ら。

これには、私も笑っちゃいましたね～♪

 

あの頃って、確かに今みたいに肌の露出がなかったし、

今なんて、ゴールデンの時間帯で、平気でビキニの子がいるもんね～。

私は何度かしか11PMは見なかったけれど、

今の中学生（ウチのチビも含めて）が、あそこまで興奮するかといえば、しないんだろうな～。

 

要するに、私たちがちょうど中学生とかの時代だったわけですよ。この映画の時代設定が。

私たちって、本当にピュアだったんだなぁ…ｗｗ

 

さて、そんな中学生の男子としては、生身の"おっぱい"に興味津々ｗ

そこで、新任教師で新たにバレー部の顧問になった綾瀬はるか演じる女教師に

「大会で一勝したら、おっぱいを見せる」という約束を、なりゆきで取り付ける。

 

この男子バレー部というのが、日がな部室でダラダラしているだけで、

練習なんてものをしたこともないような部。

しかし、その約束を糧に、ピュアな彼らは異常に張り切って、練習に打ち込むわけです。

 

けれど、その約束というのが、風に乗って校長や教頭の耳に入り、

この教師は辞めさせられることになってしまう。

 

約束の大会で、一戦目は不戦勝。

二回戦目に当たったのが、隣町の超強い中学。

まぁ…映画ですからね…。

第1セットは当然取られてしまい、部員全員落ち込んでいるところに

辞めさせられた女教師が現れ、そこで1セット、頑張って取るわけです。

しかし、そのチームは次のセットに一軍のスタメンを出してきて、

行き着く島もなく、彼らは敗退。

 

で、涙のロッカールームにて、先生は涙を流して悔しがっている彼らに

「君たちは良くやったよ」と励ましの言葉をかける。

そんな先生に「先生～」と言って抱きつく彼ら…。

そうです！

彼らの目的は、負けても、この先生に抱きつくということだったのです！

これにも笑えちゃいますね～♪

 

青春映画…って言ってしまうと、ちょっと違う感じですが、

サラっと見られる娯楽映画ってカンジでしょうか。

しかも、私たちと同世代でしたら、音楽も楽しめますよ。

 

今でも、中学時代の仲間と、一年に一度会って飲みますが、

こんなに頭の中は"おっぱいだらけ"だったのか、今度会ったときに聞いてみようっと♪

 

 

 

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