FLOWER

「のだめカンタービレ」を中心に雑記など

りぼん名作50選

2005-08-28 21:45:06 | 少女漫画
10数年ぶりに「りぼん」を購入しました。


理由は別冊ふろくの「りぼん名作50選」が読みたかったから


実は私、元「りぼんっ子」だったんですよ。
小学生の時は毎月発売日の前日(早売りだったので)に
買いに走ってました(笑)
そんな訳で「りぼん」に関しては
結構思いが深いので名作50選、非常に興味があったんです。
でその内容ですが、
やっぱり50年分となると私の読んだことのない漫画が多いです。
私が毎月購入していたのがが88年から92年ぐらい?
その後、95年ぐらいまで買ったり買わなかったりしていたのかな?
となると、知っている漫画も少なくて当然なんですけど。
名作50選、割と最近の作品が多くてどういう基準なんだ?
とかこの先生ならもっと違う作品の方が選ばれるのでは?
(一番に思ったのが楠桂先生。「妖魔」より「ごめんなさいこ・ぱわあ」じゃないのかな)
と思うところもあるんですが、まあ自分が熱心に読んでいたものもあって
懐かしかったです。
自分で50選、選んでみるとどうなるんでしょう。
ということで「自選りぼん名作30選」(中途半端ですが)
を作ってみました。
一応基準を設けて選んでいます。
・連載、読みきり問わず
・1作家、2作品まで
 (これは1作品だと少なすぎる、逆にいくつでも……となると特定の作家さんに偏るのでこの理由で50選じゃなく30選になってしまった訳だが) ※補足1
・特定の作家さんで迷った時は「連載中に本誌を読んでいた」ことを優先 ※補足2
・自分の思いが強いものを選ぶが何作品かはあえて有名なものを出しています 
 (ですのでマイナーなものやコミックスの表題になっていないものもあります)
・作家名の50音順に並べました(作家名敬称略です すみません)

……まぁ興味のある方はどうぞ(苦笑)
1.ガラス色のBOY (あいざわ遥)

2.ときめきトゥナイト (池野恋)

3.有閑倶楽部 (一条ゆかり)

4.女ともだち (一条ゆかり)

5.つばめ組みにおいでよ! (浦川まさる)

6.××マーチング (大塚由美)

7.この手をはなさない (小花美穂)

8.こどものおもちゃ (小花美穂)

9.お父さんは心配性 (岡田あーみん)

10.えりかと砂糖の星 (楓野みかる)

11.告白ごっこ (北原菜里子)

12.ふられ同士 (北原菜里子)

13.ちびまるこちゃん (さくらももこ)

14.マインド・ゲーム (椎名あゆみ)

15.あなたとスキャンダル (椎名あゆみ)

16.きみのことすきなんだ (谷川史子)

17.きもち満月 (谷川史子)

18.めばえのマーチ (長谷川潤)

19.レッツファイト! (長谷川潤)

20.星の瞳のシルエット (柊あおい)

21.銀色のハーモニー (柊あおい)

22.おきゃんでゴメン  (本田恵子)

23.空色のメロディ (水沢めぐみ)

24.チャイム (水沢めぐみ)

25.キャロットのとき (森本里菜)

26.アクアマリンの夢 (森本里菜)

27.うすべにの嵐 (矢沢あい)

28.天使なんかじゃない (矢沢あい)

29.ハンサムな彼女 (吉住渉)

30.四重奏ゲーム (吉住渉)


「りぼん」9月号の感想は……すみません。まだちゃんと読んでいません。。。

ピーチガール 上田美和(著)

2005-05-29 23:01:52 | 少女漫画
漫画喫茶で「ピーチガール」全巻読破しました!
もともと私は少女漫画好きなんですが読むジャンルが少ない…
漫画喫茶に行っても以前読んだ漫画か読みかけの漫画を読むぐらいだったし。
ピーチガールもタイトルとちょっと前にヒットした漫画というぐらいの認識しかなく
しかも、勝手にコギャルの話かと思って読んだことがなかったんですが
ふとしたきっかけで読み始めたらなかなかおもしろかったです

別フレの漫画がそもそもほとんど読んだことなかったんですよね~
読んだもので唯一記憶に残っているのが(ていうかこれしか読んだことないと思う)
「Oh! my ダーリン」これも、上田美和先生ですね(^^;

まあ、とりあえず感想です(かなりネタバレしてます)

私は1~4巻が特に好きですね~
さえの性悪っぷりが見事というか、なんというか…
KCの後ろにさえの様な子が実在するというのが載っていたんですが
さえの予備軍(小さえ)は結構いると思うんです。
人のマネをしたり、人の物や彼氏を欲しがったり、
常に自分が注目の的でないとイヤであったりとかって
でも、でもですよさすがにさえまでひどいことをする人は実在しないでしょう!
クラスメイトも彼女に簡単に騙されすぎだし(特に女子→だってさえって女の子の友達いなかったのに)
ももに対してやってることははっきり言ってイジメですよ!
それでもこれだけ読者を引っ張っていけるのはももとさえのキャラクターが活きているからかなぁ
先ほど、さえみたいな人は実在しないと書きましたがそういう問題じゃなく
彼女のキャラクターなら、この展開は大いにアリ!
逆にここまでやってくれると感心すらしてしまいます(実際いると迷惑以外の何ものでもないですが)
そして、ヒロインである「もも」もさえに負けず強いです。
純粋ですぐに騙されやすいが(中学にも友達に騙されていたし)根性がある。
だからこそ、さえの悪事がみんなにばれてももに対する誤解が解けたとき本当にすっきりしました。

とーじと浬、2人の男キャラ、私のタイプは浬でした
最初に惹かれたのが浬なんですね。
いつもももを助けて、見守っている、さえに騙されているとーじを目覚めさせる…カッコイイ
それに比べてとーじは(純粋で硬派なのは私のタイプではあるんですが)
あの騙されやすさや子供っぽさが純粋を通り越して馬鹿なんじゃないかと(とーじファンすみません)
最初にももを信じなかったのが一番イタイ…
と、まあ浬のほうが断然イイ男だと思っていたのですが
途中から見事に逆転してしまった印象があります
浬、泣きすぎだし・・・(登場人物の誰よりも泣いていた印象がある)
ショックだったのが浬の本命の話がでてきてから!
じゃあ今までのももに対する態度は何だったんだ!?って思ってしまいますよ
私が心情を深く読めてなかったから気付かなかったのかもしれないけど
あ、でも、涼が出てきて浬が何でももをあそこまで守りきったかわかりましたよ
もも×さえって浬×涼と同じでだからさえの性悪っぷりもすぐ見抜けた
そりゃあももを放っておけないですよね
そんな浬はやっパリかっこいい・・・だからこそ操ちゃんのことはショックで…
まあ完璧な片思いって実際以上に美化されているから浬も本当に大切なことになかなか気付かなかったんでしょう

とーじは最初、あまり惹かれなかったんですが
ももの為にももと別れてしまったあたりからカッコよく見えてきました
彼は彼なりにももを守ろうと必死だったんですよ
自分の気持ちを必死で抑えてももを守るとーじをみていると切なくなりましたね

内容に関しては後半ちょっとダラダラしているのと
ももが結果的にフラフラしすぎに見えたのが残念…
見えたっていうか本当にフラフラしすぎと思う
とーじ→浬→とーじ→浬ってなってるからね~
18巻の作者とソニンのトークを見たら
「浬ととーじ、どっちとくっつけるか迷った」と載っていたのでその迷いが
もものフラフラの原因かな?とも思いました。
私は最後どうなるのか分かっていた上で読んでいたのですが
もし、知らなくても途中でこのラストは想像できるんだけど
それでもラストはちょっと肩透かしをくらいました
うん、普通にとーじ無理やんって思ったよ。
もうちょっと「どうなるの!?」っていうドキドキ感が欲しかった。
あと、さえが途中から普通にいい子になっていたのはびっくり
涼を好きになって辛い経験をしたからでしょうね(多分、彼女にとって初めての恋愛)
それにさえがずーっとあの性格だったら救いようないですし
でも初期のももVSさえが好きだったからここの所ちょっと不満

途中からなんか毒舌になってしまったけど(^^;)
全体的な感想としては話に勢いがあり、おもしろかったです。
読み応えあり。ヒットしたのもわかります。
個人的にツボだったのはペラペラになったさえですね。

余談ですが・・・タイトル、主人公が「安達もも」だから「ピーチガール」だって言うことに最後まで気付かなかった私…

※補足2

2005-05-25 00:00:01 | 少女漫画
この基準で谷川先生の作品を絞った他
悩んだ水沢めぐみ先生(「空色のメロディ」or「ポニーテール白書」)
森本里菜先生(「アクアマリンの夢」or「ぶきような魔法使い」)
矢沢あい先生(「うすべにの嵐」or「ご近所物語」)
吉住渉先生(「四重奏ゲーム」or「天使と冒険」)
を選びました。この辺り、甲乙つけるのはかなり厳しかったので
選んだ理由は「基準に基づいたから」です

※補足1

2005-05-25 00:00:00 | 少女漫画
1作家、何作品でもとなると小花美穂先生、谷川史子先生、長谷川潤先生著の
読み切りがいくつでも出てくるんですよね。
特に谷川先生の作品はどれも好きなので絞るのが難しかったです。