DOROの海(どろのうみ)

ここは個人の勝手な妄想と独断と偏見で凝り固まったゴミ箱の一種です

如月

2012-02-05 21:16:31 | 日々のごった煮
2月に入りましたねぇ。とは言ったものの、もう5日も経っているわけですが、もう2月なんですよ。2月は陰暦で「きさらぎ」なんですが、これって元々は「衣更着」という漢字から出来たわけなんです。つまり寒さが厳しく重ね着をする、こういう意味から如月になったのです。
 なるほど、寒さが和らぐことも無く益々身の縮む寒さの季節。でも暦だと立春は2月なんです。2月3日。節分ですね。季節の分かれ目なのでそれぞれ立春、立夏、立秋、立冬の前日の日を意味しています。つまり2月3日は立春の前日というわけですね。つまり暦上は既に春になっているわけです。重ね着するほどの月日なのに「もう春だよ」何て決め付けられても困りますね。春らしい格好にしろと言いたい訳でしょうか?それとももう寒さが和らぐのかな?確かに先週は雪が降った日もありましたし、今週から暖かくなってくるとも言っていましたから、あながち昔の考えは間違っていないのかも。どっちにしろ寒がりなので早く暖かくなって欲しいです。夏ほどまでとはいわないですけど。
 2月3日節分は豆をまく習慣です。あれって何処から伝わってきたんでしょうかね?ちょっと調べてみました。どうやら豆をまく習慣は室町時代から庶民の間に定着していったようです。もともとは年に4回ある節分(立春、立夏、立秋、立冬)を最も尊ばれた立春だけが節分として次第に広まっていきます。平安時代まで遡る新年の前日である大晦日、今であれば12月31日にあたるわけですが、その日に陰陽師の人が旧年の厄や災難を振り払うための行事だったそうで、それが次第に豆をまく習慣に移り、立春の前日に行われるようになったようです。
 ちなみに豆をまく意味はどうやら中国から由来しているみたいですね。「まめ」を「魔滅」と通じて無病息災を祈ることから豆まきはだんだんと広まっていったそうです。しかし最近では「恵方巻き」なんかも並行して行われるようになしました。あれも何処から来ているんでしょうかね?これもちょっと調べてみます。
 恵方巻きで全国に広まった巻き寿司。元々は大阪の船場でおこなわれた習慣でした。福を巻き込む、縁を切らないという意味をこめてその年の福の方角である「恵方」を向いて目を瞑って黙って食べる。これをPRしたところマスコミに取り上げられこうも広まったわけです。恵方巻きはつい最近ですが、そのほかにも鰯の頭と柊を戸口に掲げて焼く際を追い払う習慣も近年出来た習慣ですね。
 豆まきですが、地方によって大豆だったり落花生だったり種類はさまざまです。落花生は掃除がしやすいからそうなったみたいですが、そんなに盛大に撒くのかと想像してちょっと吹き出しそうになりました。

 


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