農業の国産化 農地を活かして、人手不足対策をして、自給率を高める
9月13日 四国ブロック候補者討論会(地域活性化・農林水産業) 農業も、選挙活動で回っていく中、さまざまなところに耕作放棄地があり、荒れ地や草ボーボーのような状況を多く見てきました。そうした状況に対する怒りが、今、大きな力となって立憲民主党を支えていると考えています。だからこそ、立憲民主党は党を挙げて農林水産政策の対抗策を作りました。先ほど枝野さんがおっしゃったように、土地に着目し、農地を持っている人にやはり何らかの支援金を出すことで、農地を殺さず、農地を生かし続ける姿勢で取り組んでいきたいと考えています。 私は、自給率を高めるために今回の日本を伸ばすという政策の中に、国産化推進という言葉を入れました。食料自給率を高めたいのですが、そのためには耕作放棄地を減らさなければなりません。輸出を増やしたいと考えています。日本の米は非常に技術力が高く、味もおいしいです。特に北米向けが好調で、昨年は100億円弱まで到達しましたが、今年は100億円を上回る見込みです。このように輸出の環境が整えば、何かの時に田んぼが生きている状態を保つことができ、国民に消費を回すことが可能になります。普段輸出しているものが、国内向けに回るのです。しかし、もし輸出がなければ、田んぼは荒れ地のままになるでしょう。これは問題ですから、こうした取り組みをぜひ進めていきたいと思います。 もう一つ重要な点は、私は地域の人手不足が本当に大変だという声を耳にしてきました。今治で消防士が処分を受けた事例もあります。収穫の時期に上司の指示で手伝いをした際、アルバイト代をもらったことで内規違反として処分を受けました。これは悲しい事態です。農繁期には消防士や公務員、郵便局員が手伝えるようにすべきです。そうすれば、元気な若手も参加できるはずです。このようなことで処分されるのは悲しすぎます。だからこそ、全国的に変えるべきものは変えていきたいと思っています。