緑には、東京しかない 関東編

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厳冬の軽井沢:冬季閉鎖中の旧三笠ホテルと旧軽ロータリー

2016年01月13日 06時00分00秒 | 甲信越


旧軽井沢ストリートの市街地から白糸の滝方向へ北側へ向かって伸びている「三笠通り」を散策していきます。




三笠通りは人通りが全くないどころか車の交通量もほとんど無い場所であり、本当に無人地帯となってきました。




5月から6月の時期になると新緑のトンネルの三笠通りを散策することが可能になり、多くの観光客で賑わうそうですが、現在は枯れ木状態となっています。




「旧スイス公使館(深山荘)」という施設を見つけました。




三笠通りの枯れ木道を20分ほどひたすら歩くと、お目当ての「旧三笠ホテル」の建物が見えてきました。軽井沢を観光するのに、これだけは押さえておきたいスポットの一つですね。




実業家山本直良によって開業したホテルであり、開業は1906年(明治39年)の5月です。建物は1905年(明治38年)に竣工した日本人の設計による純西洋風建築であり、また文化人財界人が多く宿泊したことから、「軽井沢の鹿鳴館」とも呼ばれていました。




ホテルとしての営業は1970年(昭和45年)までであり、約10年後に「旧三笠ホテル」として国の重要文化財に指定され、保護されています。




…建物内も見学できるのですが、年末年始の時期は冬期休業中でした。散策前に情報収集はすべきでしたが、建物の外観を実際に見ることが出来ただけでも良かったです。




正面玄関前から旧三笠ホテルの全景を撮影しました。ここで元来た道を引き返し、旧軽井沢銀座ストリート方向へ戻ります。




三笠通りの歩道を20分ひたすら歩き続け、旧軽井沢銀座入口前の「旧軽井沢ロータリー」前に戻ってきました。…時刻はお昼前後なのですが、相変わらず人の気配がほとんどありませんね。




JR軽井沢駅北口と草津温泉を結ぶ草軽交通バスの停留所を通り抜けていきます。元々この場所は、廃止以前の草軽電気鉄道の「旧軽井沢駅」だった場所です。




旧軽井沢ロータリーの全景を撮影しました。いつの間にか、軽井沢の観光情報雑誌にも載るくらいの名所の一つになっています。




旧軽井沢ロータリーからJR軽井沢駅北口へ向かってまっすぐ伸びている軽井沢本通りを歩いて行きます。




午前中の早い時間帯に軽井沢駅に着いた時は、分厚い雲に覆われていたのですが、4時間ほど建ってようやく雲一つない快晴の青空になってきました。東京よりも空気はずっと綺麗でしたね。




雲場池方向へ分岐する道が伸びている「東雲交差点」を通り抜けていきます。




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