監督:小栗謙一 日本映画
出演:渡辺 元、高橋 淳、キャサリン・ルビ、マーク・ルビ、他
ゲンとジュン、それぞれダウン症と自閉症の知的障害を持つ2人の少年がアメリカにホームステイするというドキュメンタリー。ドキュメンタリーといいつつもそこにはやはり「演出」みたいなものがあるわけで。例えば手を振り会うシーンなど、要するにカメラの位置がドラマのように的確過ぎる。まあたぶん別のシーンで手を振ったところを持ってきたんだろうけど、ドキュメンタリーなのにそういった過剰な演出があると、最後のジュンが涙するシーンも実は違う理由で泣いたシーンを持ってきたのではないかと勘ぐりたくなる。とはいえやはりこういったドキュメンタリーは大勢の人に見て貰ってなんぼのものなので、そういった演出も必要なのかなとも思いますけれど。自閉症のジュンがジグゾーパズルをハイスピードで仕上げてゆく様など知らない人が見たらびっくりするものね(ウチの息子も2歳か3歳の時、64ピースあるパズルを図柄をすぐ覚えて仕上げていった時には「この子天才だわ」と思いました。)。驚いたのがダウン症のゲンのリズム感。即興でダンスを踊るのですが、普段の彼とはうって変わったキレの良さ。そして英会話の飲み込みの早さ。知的障害者だと思って油断してると腰抜かすね。
[2002/09/27]
出演:渡辺 元、高橋 淳、キャサリン・ルビ、マーク・ルビ、他
ゲンとジュン、それぞれダウン症と自閉症の知的障害を持つ2人の少年がアメリカにホームステイするというドキュメンタリー。ドキュメンタリーといいつつもそこにはやはり「演出」みたいなものがあるわけで。例えば手を振り会うシーンなど、要するにカメラの位置がドラマのように的確過ぎる。まあたぶん別のシーンで手を振ったところを持ってきたんだろうけど、ドキュメンタリーなのにそういった過剰な演出があると、最後のジュンが涙するシーンも実は違う理由で泣いたシーンを持ってきたのではないかと勘ぐりたくなる。とはいえやはりこういったドキュメンタリーは大勢の人に見て貰ってなんぼのものなので、そういった演出も必要なのかなとも思いますけれど。自閉症のジュンがジグゾーパズルをハイスピードで仕上げてゆく様など知らない人が見たらびっくりするものね(ウチの息子も2歳か3歳の時、64ピースあるパズルを図柄をすぐ覚えて仕上げていった時には「この子天才だわ」と思いました。)。驚いたのがダウン症のゲンのリズム感。即興でダンスを踊るのですが、普段の彼とはうって変わったキレの良さ。そして英会話の飲み込みの早さ。知的障害者だと思って油断してると腰抜かすね。
[2002/09/27]