監督:杉本信昭 撮影:南幸男 日本映画
出演:リ・プーミョン、他
大阪市生野区で作業所の営業マンとして働く
リ・プーミョンという自閉症の青年を追ったドキュメンタリー。
文字通り追う、プーミョンの自転車を自転車を抱えたカメラが追う。
ふつうドキュメンタリーって興味深いという意味での「面白さ」はあるものの
腹を抱えて笑ったりはしないけど、この映画は笑ったね。ゲラゲラ笑ったね。
プーミョンのキャラ最高。こんなん見つけたらそら映画撮りたくなるわあと思った。
プーミョンも良いが、「マジックペンの芯をどうしても食べてしまう和田くん」も最高だ。
コントでもそんなシュールな設定ないぞ。
映画で自閉症児などの知的障害者と呼ばれる人々はよく題材になるけれど、
彼らの表面的な純真さだけをすくった映画で
ヒューマニズムに浸って勝手に気持ちよくなっている奴らに
これでも食らえと言った感じである。
プーミョンを取り巻く人々が「この子かわいそうな子だから」という気持ちではなく、
「こいつとおったらなんか面白い、かまいたくなる」という気持ちで接しているのがよくわかる。
学童保育所で働くチッチ談ではあるが
プーミョン語録の中で一番ツボにハマったセリフ、
「キャットのヒゲ切るねーん」。
[鑑賞日 2004/02/24]
出演:リ・プーミョン、他
大阪市生野区で作業所の営業マンとして働く
リ・プーミョンという自閉症の青年を追ったドキュメンタリー。
文字通り追う、プーミョンの自転車を自転車を抱えたカメラが追う。
ふつうドキュメンタリーって興味深いという意味での「面白さ」はあるものの
腹を抱えて笑ったりはしないけど、この映画は笑ったね。ゲラゲラ笑ったね。
プーミョンのキャラ最高。こんなん見つけたらそら映画撮りたくなるわあと思った。
プーミョンも良いが、「マジックペンの芯をどうしても食べてしまう和田くん」も最高だ。
コントでもそんなシュールな設定ないぞ。
映画で自閉症児などの知的障害者と呼ばれる人々はよく題材になるけれど、
彼らの表面的な純真さだけをすくった映画で
ヒューマニズムに浸って勝手に気持ちよくなっている奴らに
これでも食らえと言った感じである。
プーミョンを取り巻く人々が「この子かわいそうな子だから」という気持ちではなく、
「こいつとおったらなんか面白い、かまいたくなる」という気持ちで接しているのがよくわかる。
学童保育所で働くチッチ談ではあるが
プーミョン語録の中で一番ツボにハマったセリフ、
「キャットのヒゲ切るねーん」。
[鑑賞日 2004/02/24]