イタリアのおばちゃんとオット´s 日記

イタリアのおばちゃんが語る、ローマでの平々凡々な人生&オットの腎移植体験記と透析生活回想録

日本人主催メルカティーノ

2011-02-28 09:55:13 | 思ったこと
に行って来た
2月の最終日曜日・・・っぽい空模様の怪しげな朝だったから、前の晩まわした洗濯物は、屋根の下に干し
母の75歳の誕生日だったから、出かけ直前に“おめでとう”だけの国際電話をかけ
大きなお買い物ズタバッグまで持って出かけた
いっぱい買った
仕事のできるホテルウーマみさンのおかげで事前予約することができた、お米2kgととんこつ手作りラーメン3食とメロンパン&マーブルパンセットをはじめ、文庫本10冊でしょ、Tシャツオットが2枚にムスコが1枚でしょ、絵柄がシンプソンとかローリングストーンズのマグカップをそれぞれ用に3個でしょ、子供用甚平を見つけ小ささがかわいくってイザベッラの赤ちゃん用に(多分2年くらい待たないといけないかもしれないけど・・・)とラウラの赤ちゃん用にと2着でしょ、なんだかよく考えると高いような気もしたけど・・・安全ピンにマーブルな加工のしてあるおしゃれピンでしょ、それから結局これはただで頂いて来ちゃったんだけど・・・オットが映画のチラシをあさって多分20枚くらいは選んだような、、、
その他、その場でお腹に納まったものが焼き鳥に焼きそば、それとこれもおまけで頂いたどら焼き
退散する時は、が降りだしちゃったけどとっても幸せ日本な朝のひとときだった

3時から、オットはサッカーの試合のいつものテレビ観戦 お友達のジャンニが一緒に観戦しに来ていた
イタリアのおばちゃんは、その間いつものお風呂タイムにしようか。。。と、思ったが、朝、母に電話した際“お昼過ぎには戻る”と言ったら、12時から3回もスカイプに電話してきたから、忍者大工ハットリ君のお世話になってパソコンのメンテナンスをしてもらったことだし、“戻ったよぉぉぉ”とメールしてスカイプで快調に30分くらいしゃべった
続きに、お世話になった忍者大工ハットリ君にもお礼がてらスカイプかけたら、こちらはなぜだか・・・画面が出ず、スカイプ電話なのに声だけでしばらくおしゃべりして、解決策を色々検討してみたけど、イタリアのおばちゃんの手に負えるものではなかった

サッカーの試合の結果は、、、またまた惨敗だったようで、ジャンニはすっかり肩を落として帰っていった

1時間後、スタジアムに観戦しに行っていたムスコが週末ステイでやって来た

冷蔵庫は空っぽ状態のため、フラミニオの『IL BUCHETTO』のピザを食べに行くことになった
途中からザーザー雨が降りだし、ピカピカゴロゴロまで鳴ってものすごいことになった
でも、お店から徒歩30秒のところに駐車できたし、傘も1本はあったんで、無事、到着

帰り・・・
まだ雨が降り続いていた
さっきほどじゃぁなかったが、、、
すかさず、ムスコが我が家の傘じゃない他人の傘をさして店を出て行った
オットを呆然とみつめるイタリアのおばちゃん
オットは、“もう、やっちゃったんだから”
呆然は唖然になった
車のところで待っているムスコに“返して来なさい”
親子揃って・・・“いいじゃん” “みんな、誰でもすることだし” “どうせオンボロ傘だし”
呆然や唖然どころじゃなくなった “じゃぁ、私は歩いて帰るから、、、”
やっと、オットが“戻れ、今、返しに行ったから”
車の中でも、まだ、なんだか、たかがオンボロ傘で大騒ぎをしているイタリアのおばちゃんの方が異常者扱いな雰囲気だった
しかも、問いただしていくと、ムスコは自分だけの意思で行動したんではなく、親父から指令を受けての行動だったらしい
それじゃあ、あんたら、ジプシー民族同然じゃない
そんなことだから、ベルルスコーニが首相になるべくしてなったんじゃない
だから、イタリアは泥棒の国!なんていわれるのよ
親が子に基本的な教育もできずに、何が、日本に行きたい・・・よ 何が、イタリアはもう嫌・・・よ
せっかく、幸せ日本な1日になりそうだったのに・・・
それとも、日本気分だったがゆえに、許せなかった

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3 コメント

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ASローマ (イタリアのおばちゃん)
2011-02-28 19:42:52
追伸
試合結果調べたら、惨敗ではなくって・・・、2-2の引き分けだったみたいです
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Unknown (さっぺ)
2011-02-28 20:28:09
子ども用の甚平、異国の子どもさんが着たらどんなにかわいいのかしら

ピザ屋さんの一件は、私も同じように怒っちゃうな(笑)
がんばれ!!
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やぁっぱり (イタリアのおばちゃん)
2011-03-01 18:12:37
さっぺさんへ
その国の衣装はその国の人々が着て似合う・・・と、思います。
何年か前、友達連れて日本に行って、京都で舞妓変身体験を一緒にやりましたが、、、その子、小柄で顔も特に外国人外国人してるってわけでもないんですが、どこか、やっぱり、しっくりこなくって
こないだ、ある人にその時の写真見せたら、“おかまバーのホストだな”と、的確に表現してました
子供も、、、こっちに住んで見慣れてくると、生まれた時から大人びた顔をしているイタリア人の子供より、子供らしい日本の子供の方がかわいいと思うようになりました。
とにかく、傘の一件、私は間違ってない・・・と確信させてくれる強い味方がいてくれて心強いです。
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