路上試験

自動車免許取得のための最終関門
路上試験を今日、受けてきました。
といっても、私がこちらに来て自動車を運転した時間と言えば、
先日、車の名義変更のために州オフィスへ行った30分と
昨日、家の前で駐車練習した30分くらいです。
ちょっと不安だったので、試験前2時間くらい
路上試験のコース周辺を走り回りました。
こんなんで大丈夫なんだろうか？

私が、試験場所として指定されていた教会の駐車場についたのは
1時間前だったので、私の前の人(アメリカ人の高校生？)が試験を受けている最中でした。

試験は、駐車場内での基本スキルチェックと、路上テストから成り立っています。
駐車場内での基本スキルチェックは
１．前進して決められた線から2フィート(60センチ)以内で車を停車、
２．バックで車庫入れ、
３．縦列駐車です。
コーンが立っていて、ちょっとしたコースのようになっている所でテストします。
私の車は、シビックで小型なので楽ですが、
その高校生が乗ってきた車は、フォードのでっかい車だったので
縦列駐車とか大変そうでした。

かなり失敗すると、この駐車場内での基本スキルチェックで落とされてしまい、
路上テストへ進めないらしいです。
例えば、コーンを倒したりとか、線をオーバーしたりとか。

しかし、前の高校生はなんとか無難にまとめ、
試験官を乗せて路上テストに出発していきました。
試験官のお姉ちゃんは、25分後くらいに戻ってくるから、と言い残して。。。
あっそうですか、さようなら～。

チャンス！
ということで、この時間を利用してコースで練習を開始しました。
ラッキー。
しかし、やってみると意外と１の決められた線から2フィート以内で停車が難しい。
線が短いので近づくと、車のボンネットに完全に隠れてしまう。
線をオーバーしても、2フィートより遠くても減点です。
さらに縦列駐車も、バックしかできない（途中で前進して切り返すと減点）ので意外と難しい。
一回くらい前進してハンドル切り返さないと、指定された枠に入らない。
さっきの高校生の車も、枠に入ってなかったもんなあ。ありゃ車がでかすぎ？

と、そうこうしているうちに時間になったので練習終了。
そして、さっきの高校生と試験官が戻ってきました。
どうやら、無事試験をパスした模様。
私に、グッドラック！と言い残して去っていきました。

さて、私の番です。
練習の成果が出たためか、縦列駐車の時にちょっとだけ枠からはみ出た分の
１点減点だけでした。
(ちなみに６点減点で失格）
まあ、上出来でしょ、縦列駐車なんて10年ぶりくらいだし。
しかも左ハンドルだし。

続いて、路上テストへ。
一応、インターネット上で日本人の方が試験コースの１例を紹介してくれていたので
試験前に練習で走っていたのですが、
本番もまさにそのコースでした。ラッキー。
コース的には、普通の道路をスタートして、住宅街、高速道路って感じです。
路上テストの途中では、試験官から
「対向車が車線を越えて突っ込んできたらどうする？」とか
「ラジオのスイッチをいれなさい」などの
指示が出されて、運転しながら答えなければならないという
やっかいなテストもあります。
しかし！しかしなぜか私はそういったことも特に聞かれず
路上テスト終了ー。

路上テストの結果は、、、パーフェクト！ノーミスでした！
先生にすごい褒められてしまった～。
いや～、日本でもここ５年くらいペーパードライバーだったんだけど
それが逆によかったのかな？左右逆でも、そんなに違和感なかったし。
とうことで、こちらに来て約２ヵ月、ようやく運転免許証をゲットしたのでした。
久々に緊張したなあ～。