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虐待を生きぬいて~連鎖を切りたいと願って生きてきた人生と快復~

虐待のサバイバーからガーディナーへ。


大きな樹の根を見つけた。
どんな暴力からも「逃げていい」って伝えたい。

前向きにじゃなくて、前へ

2011-10-19 16:09:33 | みちえの活動日記
月曜日、ライブに出かけた。

手話で歌を伝えている人が来るというので、わたげのカホとまーと私で。

そしたら、一番最初に「手話歌」を教えたのが私の友人でまーが西のおとうさんと呼んでいる人だった。

その友人は、とても子どもを大切に育てていた。
同じくらいの年齢で、4人の子育てをしていて、ゆかいな人。
奥さんも誠実で、大好きだ。

私が体調を崩し、仕事を辞めて九州に住んでいる彼らと、なかなかあえなくなって、今くらいの時期に来た欠礼のはがき。


長女が大学を卒業して半年で、事故にあって亡くなっていたことが分かった。
以来、私は彼との時間を止めた。

どんなに愛おしく娘の成長を見つめていたかを知ってるから、どんな言葉も、出てこない気がして、電話も、年賀状もその時から、出せなくなった。

もちろん彼からは来るけれど。


フッチー。

研さんの手話、そのものだった。

歌も手話もすごかった。

生きてる手話ってこれだよね。

伝わるってこういうことだよね。

手話は心ってこういうことだよね。


本当にそう思った。

フッチーはすべての曲に手話をつけて歌ってくれた。

ろう者はいなかったけど、MCも簡単な手話をつけながら話してくれた。

そして、大切な話の時は、アイコンタクトで、私に「通訳してもらっていいですか?」と伝えた。

「もちろん!」とアイコンタクトで返して、通訳に立った。

フッチーは、隣の私に、「どうして僕の伝えたいことがすぐその手話で出来るの?」ときっと思っていたと思う。

何箇所か、「おお!」と言っていたから。

次の朝、私は研さんに電話した。
「フッチーにあったよ」
「まーが大学に受かったよ」
「手話の世界から消えてないよ」

「私なりの関わり方をして、頑張っているよ」

「奥さんによろしく」

フッチーにもらった勇気、ありがとう。
音楽って、手話ってすごいね。

想いが伝わるってすごいね。

伝わるって、出逢いってすごい。

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