misty green and blue

Life is like an onion...

脱皮。

2017-12-18 | miyavi


いっそ日本へ帰ってしまおうか ―
自分で下した決断とは言え、ロスへ拠点を移して精力的な活動を続ける中、物理的にも精神的にも追い詰められていたMIYAVIが本来の自分を取り戻すきっかけとなったのが、ナッシュビルでのレコーディングだった

“音楽が生活の中にあって、クリエイティビティが本能的かつ直感的”なナッシュビルでの制作が彼をして100%音楽に集中させ、みるみるスランプから脱却、“あの街が持つグルーヴとバイブレーション、そして音楽に救われた”のだった


そんな彼が生み出した『The Others』は暗闇から明るみへと雄々しく前進する強い意志を感じた
全体的にR&Bを基調とした骨太なファンクロックという印象を受けた
MIYAVIが紡ぎ出す緩急自在のリフが、妙に心地良い
気概のあるギターと独特なハスキーヴォイスとが相俟って心の琴線に触れるタイプの音楽ではないにも関わらず、何故か惹き付けられる

不思議だ...

タイトル曲のThe Othersが異色といえば異色
youtubeで一聴き惚れ、今一番のお気に入り♪
やや哀愁を帯びたポップロック調の旋律が、妙に快感だったりする

ポップかつダンサブル、Alien Girl
ソウルフルかつアップビート、Let Go
へヴィかつポップ、All The Way
メロウかつダンサブル、Unite (fea.Rob Harvey)

泥臭さと洗練さと
骨太さと繊細さと

様々な要素が絡み合うMIYAVIのロックは、粋だ

 
 これまで基本、人と同じことは絶対にしたくなかった
 全てにおいて唯一無二であることばかり追及してきた
 でも結局、自分の音楽性さえブレていなければ、どんな楽器だろうが一緒じゃんと思えてきた
 
 不安だらけでもそれを塗り替えるほどの希望がある
 たくさんの素晴らしいクリエイターたちと出会いながら一歩一歩しっかりと踏みしめながら歩いていく

 とにかくもっと自分の心が震える作品を作りたい
 

Unite (feat. Rob Harvey) / MIYAVI




私も心が震えるようなMIYAVIの音楽と出会いたい ―


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