むきだし。

新田桂一
文化服装学院卒業後、単身NYへ渡米、世界屈指の写真家・Terry Richardsonに6年間師事、その研ぎ澄まされたセンスと型破りなユーモアを兼ね備えたパッショナブルな作風で瞬く間に世界で脚光を浴び、多方面で活躍する写真家

そんな彼と雅-MIYAVI-がタッグを組んだ
「SAMURAI PHOTO SESSION」と銘打ち、2012年7月、東京キネマ倶楽部にて行われた「雅-MIYAVI- Premium Live“DAY 1”」を完全密着撮影、臨場感溢れる演奏時は勿論、リハーサル時などにおけるキュート・セクシー・シリアスな表情も捉えた、写真集『月刊MEN 雅-MIYAVI-』(DVD付) の発刊

“激しくも、どこか刹那的で見ていて苦しくなるほどキラキラしている　彼こそがROCK”
と新田から、絶賛を受けた雅-MIYAVI-

だがしかし、個人的には少々納得のいかない写真集であった

“手持ちでどんどん撮っていくスナップが好き”と語る彼の作品は、正しくその場にいるような躍動感やスピード感は痛いほど伝わるが、正直写真として手元に置きたい、ずっと眺めていたいと思えるほどの魅力は感じられない

新田氏の目指す、“crazy,anarchy,punk,and ROCK!”な雅-MIYAVI-は、十二分に表現できていたと思う
しかしながら、個人的には生々しすぎて、やや引いてしまった.....

要するに、好みの問題だろう
少なくとも多くの女性が感じる“カッコ良さ”とは一線を画す仕上がりだった
(但し、付録のDVDは別　15分間の動く雅-MIYAVI-は、実に魅力的だった)



雅-MIYAVI-的には、案外それが狙いだった？！
男から見てカッコイイと思える写真集が、作りたかったのかもしれない


I LOVE YOU, I LOVE YOU, I LOVE YOU, AND I HATE YOU / MIYAVI