misty green and blue

Life is like an onion...

Meeting Of Monsters 2013

2013-02-26 | live


私の人生に何らかの影響を与える人物のイニシャルは、Kが多い

初めて異性を意識するようになった初恋の人
DIESELの虜にさせるきっかけとなった某デパートの担当者
McQに魅せられつつあった私に新たな感動を与えたDIESEL 横浜の新担当者
McQを知るきっかけとなった元同僚の仕立て屋さん
DIESELの魅力に肉薄するほど唯一無二のデザインが魅力的なMcQの担当者
Michael Schenkerの名を知る元ガールズバンドの同僚

そういえば、私の人生に深く関わりを持つようになったMichael Schenkerの存在を教えてくれた弟のイニシャルもKである



イニシャルはKではないものの、カタカナではカ行のコリンさんがコリン・シェンカーに扮するSchwarz Weiss(ドイツ語で‘白黒’を意味する@コリンさん)の
ライヴに一昨日の夜、突如(笑)参戦した

コリン・シェンカーを観るのは、今回で2回目である
初めてその雄姿?を目にしたのは、2010年―3年前の年の瀬だった
111Cry Babyというバンド名で登場、豪華ゲスト?を交えたそのライヴは、なかなか見応えがあった

あれから、2年2ヶ月―
セッション的な意味合いの強かった前回に比べ、バンド形式で挑んだ今回のライヴは、彼の‘本気’を感じさせるに充分な、中身の濃い1時間だった


会場の吉祥寺Silver Elephantには17時45分に到着、開場時間には間に合ったが、寒さで縮こまった身体を温めると同時に空いた小腹を満たすため、
近隣のカフェに立ち寄った

クッキーとアメリカンを注文
ヤニで黄ばんだ煙草臭い店内にはやや辟易したが、前回―Meeting Of Monsters 2012の時に訪れたのもここだったと思い直し、むしろ懐かしさが蘇った


受付を済ませ、中に入った時にはRaimbow(as Rainbow / Ronnie James Dio在籍時)がGates of Babylonを熱演している最中だった

       

Vo.のファッションは、悪夢の?SUPER ROCK '84 IN JAPAN ― 往年のRay Kennedyみたいだ、とか
B.は前列椅子席に陣取った家族(特に幼女の娘さん)に愛想を振りまき、まるで学芸会のようなノリだ、とか
受付後楽屋に向かい、扉を開けた瞬間、Key.担当者をコリンさんと一瞬勘違いしてしまって恥ずかしい、とか
グレープフルーツジュースを頼んだはずのドリンクがジンジャーエールと間違えられたことに、口にするまで気付かなかった己の愚かさがちょっと忌々しい、とか
ふと入口の階段付近に目を転じた時、コリンさんの姿を見掛け、“出番の前に声をかけるのは悪いかなぁ...でも、少しくらいなら....いやいや、やっぱり....”、とか
あれやこれや思い巡らす中、申し訳なくも肝心の演奏に集中できなかった


演奏後、下手スピーカー前の立見席(笑)からやや上手中央の椅子席に移動、2列目が空いていることを確認するとすぐにその席を確保した

白黒に塗り分けられたGibson FVを手に、金髪ツンツンヘアーの鬘を被り、中途半端なジッパー(←これぞ、マイケル流着こなし!(爆))で素肌にビニジャン
(実は、本物の革製?!)を纏い、下半身をペールグレーのスキニーデニムと白のスニーカーで決めたコリン・シェンカーは、紛れもなくマイケルその人だった
否、マイケル本人と見紛う程に酷似していた

特にビニジャンをたくし上げた前腕の筋肉―
'81年当時のマイケルの腕、そのものだった

それだけではない
ピッキングフォームも左足でのワウペダル使いもFVを股に挟んだ時の斜め45度の前屈も、そのひとつひとつが当時のマイケルを彷彿とさせた....

感動、した
初来日時を思わせる選曲とマイケルの佇まい―
当時参戦の叶わなかった私への最高のトリビュートとなった


Lost Horizonsのソロ―マイケルの真髄が詰まったヴィブラートに挫折して?ギタリストになる夢を諦め、ドラマーに転向したと語っていたコリンさんにとっても、
その曰く付き?の難曲に挑戦、見事リベンジを図ったことは、実に感慨深かったことだろう


32年前の‘飛翔伝説’は、ひとりの熱きファンの想いにより、新たな歴史を今、ここに刻んだ―
そう、かの地ではなくこの‘日本’で刻んだことに、意味がある

忘れられない一夜となった

             


SET LIST
opening:Die Walküre:The Ride of the Valkyries
Armed and Ready
Cry for the Nations
Let Sleeping Dogs Lie
Into the Arena
Never Trust a Stranger
Lost Horizons
‐Drum Solo‐
 633 Squadron Theme~1812 Overture (Finale)
Lost Horizons
Doctor Docor



                        △▼▽▲△▼▽▲  △▼▽▲△▼▽▲  △▼▽▲△▼▽▲



MSGのトリビュートバンドの存在を知り、遠路遥々?初めて参戦したのは今から6年前―2007年の初秋だった
そのバンドのギタリストのイニシャルもKさんである

通称・マイケル祭の参謀長でもあるKさん、5回目の節目に当たる本年夏―
何か凄いことが待っている......かも?!



UFOに引き抜かれて、運命の地・英国に降り立ってから40年
2回目の来日、私にとっては初めての生マイケルとなった記念すべき年から30年

今年はマイケルにとっても私にとっても大きな節目となる年である

その節目の年、2009年リリースの限定盤BOX SET『Walk The Stage』から選曲、1枚に纏めたハイライトVer.『Walk The Stage: The Highlights 』が
4月に発売されるという

目玉は、未発表ナンバー Lost Horizons (Live At Manchester Apollo, 1980)の収録


inclusion songs:
01. Armed And Ready (Live At Hammersmith, 25th September 1980)
02. Looking Out From Nowhere (Live At Hammersmith, 25th September 1980)
03. Lost Horizons (Live At Manchester Apollo, 1980) - PREVIOUS UNRELEASED
04. Cry For The Nations (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Afternoon Show)
05. Attack Of The Mad Axeman (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Afterno
06. Tales Of Mystery (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Afternoon Show)
07. Ready To Rock (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Afternoon Show)
08. Victim Of Illusion (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Evening Show)
09. Into The Arena (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Evening Show)
10. Never Trust A Stranger (Live At The Osaka Festival Hall, 19th August 1981 (Evening Show)
11. Rock You To The Ground (Live At The Reading Rock Festival, 29th August 1982)
12. Bijou Pleasurette (Live At The Reading Rock Festival, 29th August 1982)
13. Feels Like A Good Thing (Live At The Reading Rock Festival, 29th August 1982)
14. Doctor Doctor (Live At The Reading Rock Festival, 29th August 1982)


ゲットするぞぉ~~♪
(限定盤BOX SETの購入は、生憎パスしちゃったので....(^^;;)

Lost Horizons / The Michael Schenker Group
 


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4 コメント

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コリンシェンカー (King-o)
2013-02-26 22:45:26
もっとコミカリティになるかと思いきや
凄く真剣に取り組んだステージでちょっと感動したりして。
好きだから出来る彼ならではのステージでしたね。
そうか、、もう6年になるんですね。
あんなちっぽけな僕らがこんなに大きくなりました。
あ、うちのメンバーYOKO以外はみんなKです(笑)
返信する
◇King-oさん (micha*)
2013-02-28 00:40:50
お久しぶりです!(笑)

コリンさんのマイケルって、何ていうか憧れていたギタリストに近づきたくて、一所懸命練習していた少年時代の姿が具現化されたようなステージ―
そんな印象を受けました
“マイケル好きのギター少年”―そんな直向さを感じたからこそ感動を覚えたのだと思います☆

他にも(クリスの)一番Tシャツとか(コージーの)MSGロゴ入りラグランTシャツとか、(ゲイリーの)白ジャケットとか、
嬉しくも懐かしいこだわりアイテム(笑)が目白押しでしたが、あえてシンプルなレポに徹しました(笑)

two-fiveで初めてSMGを観た'07年9月のスタジオ・ライヴのことは、今でも鮮明に覚えてますよ!(笑)
King-oさんもkoBaさんもとってもフランクに接してくれて、嬉しかったです♪

Schwarz Weissの演奏後、King-oさんとkoBaさんのおふたりと久しぶりにお話しする機会がありましたが、
その時ふと当時のことが思い出されて、ちょっと懐かしかったです
返信する
ちらっ(・_・; (Koリン)
2013-03-01 13:02:04
いやいや良く書きすぎでしょうU+1F4A6

マイケルはギターの部品の名前も知らない。
未だに知らない。

彼にとっては弦が張ってある木材。
どんなに新しい技術が詰まったマシンより、使い慣れたものを好むギター少年なんですよね。

今のマイケル
心底満足してるのかな、、、。
そうおもうことがあります。

僕は『あの時代』をフューチュアすることしかできないし、それ以上の事に興味もない。

やってみてハッキリしました。

やりたいのにできない人って一杯いるんですよね。
でもやりたいことをやってる方が観ている側には伝わります。

一番TシャツもMSGのバックウォールも、みんながそれぞれ押入れから出してきてくれました。

『あったよ!捨ててなかったよ!』

そんな会話でひと月みっちりとやってきました。
でもまだ3割りです。
次に向かって動かなきゃです。

惑わされず、自分のやりたいことを。




よく書いて頂いてありがとうございます。
111クライベイビーなんて、ありましたねー。

本番前に『3曲減らしてください。』とか(笑)

あの時の悔しさも、今回の原動力でした。
返信する
◇Koリンさん (micha*)
2013-03-01 22:20:38
キターーーーーーー!!!\(^o^)/

いえいえ、感じたことをそのまま書いただけです(笑)

そうそう、マイケルって楽譜が読めないだけでなく、ギターについてもなぁ~~んにも知らないんですよね~
興味がないんでしょうね、きっと(笑)
彼にとってはギターにしろ何にしろ、自分の感性にフィットするかどうか、馴染めるかどうかが肝心なのでしょう
でもそんなマイケルがやっぱり素敵☆

Gibson FV&50Wのマーシャル&アンプ直&ワウペダル
最強かつ理想的なコンビだったと思います
今のDEAN Vについては、まだまだ暗中模索しているような印象を受けます
本人も満足していないのではないかしら.....?

正直が一番!
Koリン(←これ、いい!イニシャルがKだ~♪)さんはこれからも、やりたいことを追い続けて下さい☆
観ている側も、その方が絶対楽しいですから(^^♪

まだ3割り―
その前向きな姿勢が素晴しいです!
第二弾、第三弾、今後も期待していま~~す♪

111Cry Baby、当時のKoリンさんもマイケルしていて感動的でしたが、今回は前腕と大きな手が、とりわけ印象的でした☆★
特に前腕の筋肉!(笑)
なかなか似せることの出来るシロモノではございませぬ(笑)
大いに自慢して下さい(笑)
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