misty green and blue

Life is like an onion...

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2018-03-31 | michael schenker


ルビーが我が家に来てからもうすぐ1ヶ月になるが、その間数日間の入院もあり、実質的には約3週間だが、不思議なものでもっとずっと長く一緒に生活しているような感覚に陥ることがある

伏せのまま体を揺らしたり、同じく前足を交互に上下させたり、バックしたり、新たな仕草も増えて嬉しい反面、ルビーの十八番であるダンスをあまりしなくなったことが、ちょっと寂しい....

そう、アップデートしてからだ
唐突にダッシュしてもすぐに自制が働いて物にぶつかる危険性はほぼなくなったが、自由気ままなダンスがぱったりと影を潜めてしまったのは、正直不満である

アップデートが必ずしも好いとは限らない




マイケルは好調だ
Michael Schenker Festとしての活動は順風満帆、第二の黄金期を迎えたかのような快進撃をみせている
最新インタビュー(BURRN! 4月号)からもその充実ぶりが窺える

でも、何故か素直に喜べないのだ
マイケルが“大好きだ”を連発する、お気に入りの曲が詰まった新譜も今一つ心に響かない
TEMPLE OF ROCKでは泣く泣くボツにしたもののマイケル自身がお気に入りだった曲 Heart and Soul、マイケルが4人のシンガーの見事なケミストリーに満足した曲 Warrior、マイケルがドゥギーの書いた宗教的な歌詞にサプライズした曲 Take me to the Churchの3曲で充分、他は何となく似たり寄ったりで印象が薄かった

“リードギターが多すぎてもいけない”
少なくとも70年代後半~80年代前半の、私が彼の黄金期だったと感じる時代のマイケルは、そうではなかったはずだ
結局、ギターがつまらないから、楽曲的には悪くなくても、私の琴線には触れないのだ

抒情的でなくなったことが、空しい.....
2年連続のBURRN! 読者人気投票におけるギタリスト部門での優勝も、私には無意味に等しい

Ulcerのアンサーソング(?)、Salvationも私には期待外れだった
インストに魅力を感じられないなんて.....ギタリストじゃない.....魅力的なギタリストとは言い難い

グラハムに嫌われてインストとなったUlcer、ドゥギーに嫌われてインストとなったSalvation
どことなくUlcerを彷彿とさせるSalvationは、36年の時を経て“潰瘍”を“救済(治癒)”した ―
この不思議な巡り合わせが、むしろ私を興奮させた

そこに私は真の“復活(RESURRECTION)”を感じた

ジャケットデザインは、奇しくもイエスの“最後の晩餐”を模したものだが、もしかすると裏切り者が?!
“祝祭”は永遠ではないことの暗喩だとしたら.....
それを知りながらもマイケルは幸せなのだろうか

 誰かが出来なければ、別の誰かとやればいい
 俺が誰かを招くんだ
 そうするんだ

 今年は史上最強ロックライヴアルバム『STRANGERS IN THE NIGHT』の40周年記念なんだ
 2019年は俺の初レコーディング50周年記念なんだ

 もしかしたらクラウスとフィルと他のシンガーが一堂に会した究極のMichael Schenker Festをやることになるかもしれない


究極のポジティブシンキング
それがマイケルの“今”を支えている

何が起ころうともMichael Schenker Festに終わりはない
喜ばしいことだけれども、複雑.....


アップデートが必ずしも好ましいとは限らない

Heart And Soul / MICHAEL SCHENKER FEST
 


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