misty green and blue

Life is like an onion...

anew

2017-05-07 | michael schenker


スコットランドはアビントンの東北東に位置するArbory Hill
スコットランドの遺産ともいうべき城砦(要塞)跡を題材にしたのには、何か深い理由があったのだろうか

都市の支配者・武力集団を堅固に防護する目的で建てられた要塞―
自身の身を守るべき要塞のような存在を欲していたのだろうか

Arbory Hill / UFO
 

'78年当時、日夜苦悶の只中にあったマイケルだけに、宜なるかな

'80年、Tales of Mysteryとして引き継がれ―

 ずっと彷徨てきた
 時は流れ流れて、不可思議な出来事として語られていく

 この心の傷は
 これから何年も続くのだろうか

Tales of Mystery / Michael Schenker Group
 

UFOを去り、MSGとしての新たな出発を遂げた後も、心の奥底には尚も疑念を抱いていたのだろう......




BURRN!誌の‘2016年度読者人気投票’でマイケルがギタリスト部門においてchampionに輝いたことをたまたま知った
もしかすると今回が初めての1位獲得ではないだろうか

なんとなく今更の感が無きにしも非ず、とは言え、嬉しくない訳ではない
ただ、グループ部門としてMichael Schenker FestやTEMPLE OF ROCKの名が見当たらなかったことから、つまりはマイケル個人としての魅力は感じるものの、グループとしては非力であるという、その結果に興味を引いた

というのも、グループ部門では3位にSCORPIONSの名があり、少々意外だったのだが、ヴォーカリスト部門で堂々の2位にKlaus Meineがランクインされていたのである
思うに、彼らの底知れぬ‘バンド力’が多くのロックファンを魅了したことの証左であろう

ちなみに、グループ部門における上位3組 ― IRON MAIDEN、METALLICA、SCORPIONSは、奇しくもそれぞれのヴォーカリストが1位、3位、2位と上位を独占していたのだが、存在感のあるヴォーカリストの有無が、延いてはバンドの人気を左右するという結果に、改めてはっとする思いである



来る10月14・15日の2日間に亘って開催される“LOUD PARK 2017”のヘッドライナーとしてMichael Schenker Festの出演が決定したそうだが、正直あまり嬉しくない

何故ラウパなのか、何故単独公演ではないのか
そのことが妙に引っかかってしまう....

SCORPIONSとUli Jon Rothの人気投票における大躍進は、昨年のラウパの出演と無関係ではあるまい
つまり、‘ラウパ効果’を狙っての出演だろうと私は踏んでいる
あるいは、MFSとしての単独公演は最早厳しいと判断がなされたからだろうか

何にせよ、マイケル自身は長年の苦悩や疑心から解放されて、今が一番幸せに違いない

けれども、嬉しいはずの来日の報を、何故だか喜べない私がいる.....


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