まあちゃんはSさんちの猫。
最近、虹の橋を渡っていきました。
まあちゃんがS家の家族になったのは、10年近く前の事。
ある日突然、現れて・・・その時は既に成猫。
しばらくは、地元の広報や近所の方が、元の飼い主を捜してくれましたが、見つからずに
結局Sさんちの子になりました。
出会いも不思議だったまあちゃんはSさんちので、どんどん不思議ぶりを発揮
Sさんの息子F君が小学校を不登校になりかけていた時は、朝の登校時はF君と一緒に学校近くまで行き、
夕方は、同じ場所までF君を迎えに行きを繰り返し、
F君に寄り添い、癒しと励ましをくれたようです。
また7年ほど前、Sさんの家を新築された時、完成までの数か月、
sさん家族は家財道具は引っ越し業者さんに預け、
当面の暮らしに必要な物を持って、近所のアパートに住む事になり、
まあちゃんだけは、自宅横の農業用の小屋に住む事になりました。
しばし一人(一匹)暮らしとなったまあちゃんを、
ご近所さんや、建築業者さんが気にかけてくださり、
家族と一緒にお世話をして下さったそうです。
そんなある日、まあちゃんが仮住まいのアパートに尋ねてきたそうで、
家族はビックリ
そもそも、まあちゃんのテリトリー内にアパートがあったのか・・・
まあちゃんが、家族を尾行して、アパートを突き止めたのか・・・は
わかりませんが。。。
しかし、ペットのアパートなので、初めの頃は、夜になるとに帰るように
なだめていましたが、
そのうちに「鳴いたらダメよ~」とアパートの中へ・・・。
すると、一言も「ニャ~」のご発声もなく、家族を夜を過ごし、
朝には、外の見回りに出かける毎日・・・だったそうです。
そんな、まあちゃんも既に高齢で、体調の変化が現れた時には、肺がんの末期で、
あっという間に旅立ってしまいました。
しかし、亡くなった知らせを聞くと、にお別れに見える方や、
荼毘に行っていただいたご近所さんもいて、最期まで不思議ちゃん。
今は、多感なお年頃のF君が、かなりのペットロスで
まわりの大人たちが心配している毎日です。