久々に見たなぁ～。

今日は『山の辺の道』を歩いて来ました…もちろんノルディク・ウォーキングで
今回は、友人の考古学研究者・Ｔ氏同行の『歴史学習』付きのウォーキングで、コースは“桜井～柳本”までの約８ｋｍ
　　　　
　　　　　　　　　　先ずはここからスタートです。

天気は小雨混じりの曇り空とイマイチでしたが、万葉の里の桜も満開で「春」を感じて来ました。
　　　　

途中、Ｔ氏の解説を聞きながら『古代』に思いを馳せ、様々な神社や史跡を訪ね歩きましたが、大神神社（おおみわじんじゃ）の拝殿前には、よく見る鳥居ではなく『注連縄』の鳥居でした。
　　　　　　　　
　誰ですか～？大神神社の事を『おおかみじんじゃ』と読んだのは～

『卑弥呼の墓かも？』と言われる“箸墓古墳”も、山の辺の道から見る事が出来ました。
　　　
右に見えるのが“箸墓古墳”・真ん中が“耳成山”で左が“畝傍山”です。

道端にも、春の訪れを感じさせるこんなものが…自分が子どもの頃には何処にでもあったのに、最近の大阪ではほとんど見た事がない…久々に見たなぁ～。
　　　　

『天理市立黒塚古墳展示館』にも寄り、“三角縁神獣鏡”や“画文帯神獣鏡”を見て来ました。
　　　　　　　　　　
“神獣鏡”ってのは様々な種類の物があって、「一枚しかないもの」と思っていた私には、恥ずかしながら初めて知った出来事でした

柳本から桜井へ戻り、駅前のお好み焼きやで一杯やって帰路につく頃に、やっと太陽が顔を出してくれました…。

時間はかかりますが、考古学研究者・Ｔ氏の解説で楽しさが倍増の『山之辺の道』…すっごく『得した気分』の一日でした

「Ｔさん、ありがとう」

そんな充実した春の一日でした（７４期・実城）