リュウケンドー35話感想

2006-09-03 21:18:42 | 魔弾戦記リュウケンドー RYUKENDO
リュウケンドー35話感想
「狙われたあけぼのステージ」感想。



マモノ教室はヒーローショウ?
約束守った勅使河原さん
月光機械戦士登場!

注!この先、ネタバレ、玩具擬人化画像があります










○魔界、何やら腹を立ててるDrウオーム。
手には一枚の紙切れが。
そこにはあけぼの町で行われる「マモノ安全教室」の文字。
しかし気に入らないのは、主にそこに使われているラブリーなマモスケの絵のようですが。

そこに現れたのは血煙男爵ブラッディ。
襲撃作戦向かうDrに、こちらも準備している物がある、と言います。
「試運転」とか「新たな下僕」だとか、なんだかうさんくさいなあ。

ブラッディを見るのも久しぶりですね。
OP、EDにはでていますが、UFOの回以来でしょうか?
ジャマンガって普段から幹部が常駐していないし、自分が関わる作戦でないとジャマンガ城にも出てこない。かなり自分勝手な組織、と言う印象です。
ジャークムーンは強い相手と戦いたい。レディゴールドは自分の策で人間が困るのが好き。ロッククリムゾンは暴れたいだけ?ブラッディは研究と魔弾戦士抹殺。
要は皆さん自分に利するからジャマンガにいるようです。
積極的に大魔王様を復活させようというDrぐらいのものだもんなあ。
その彼も、復活後の世界が自分に都合がいいからという考えなのかも?

遂に始まった安全教室「あけぼの町ふれあいフェスティバル、魔物安全教室」
武道大会のような体育館ではなく、結構良い会場を使ってますね。
町民の入りはまあ3割くらいですが。
まずは雪村署長の挨拶、チアガールとカッパはデフォなのか?
しかし30分を越えるあまりの長さに町民はウットリ、いやグッタリだ。

一方、控え室では剣二がマモスケの着ぐるみ相手に悪戦苦闘。
今回は彼がマモノ役で寸劇、町の皆さんに安全を学んでもらう趣旨のようです。
上手く上がらないファスナーを不動さんに御願いしますが、その際「あ」と不動さんが言うのを聞こえたのは気のせいでしょうか(笑)

見覚えのある人が大工仕事を手伝っているなあと思ったら、鈴と御見合いした勅使河原宏さんじゃないですか。
「マモノ安全教室を手伝いたい」って言ってましたもんね。
どうやら見栄や社交辞令ではなかったようです。ホントいい人だなあ。

署長挨拶で眠ってしまった町民を「起きろ!」の声で一喝する鈴、町民も容赦なしだ。
てきぱきと進行して行きます。

「あけぼの町が他の町と違う所は?」
「ハイ」と手を挙げたのは眼鏡の少年シゲル君。
「マモノがギジャと出る所」
「ピンポ~ン、こんな風に!」

こう言う鈴はかわいんだけどなあ。
しかしそこで登場するはずのマモノ(剣二)が出てきません。
出て来たのはホントの遣い魔達とDウオーム。
「この会場は我々ジャマンガが占拠した!」

その頃剣二はトイレ前、またもやファスナー上げに悪戦苦闘。
こんどは下がらなくなってしまったようです。
通りかかった勅使河原さんに頼むも、壊れるファスナー。勅使河原さんはもうしわけなさそう。
いや、たぶん壊したのはさっきの不動さんだと思うよ。

会場では不動さんがマモノ相手に戦うも、多勢に無勢、町民を人質にとられ、身動き出来なくなってしまいます。
Drウオームは我々をバカにするなど許せん、とジャマンガの目的と魔王グレンゴーストの偉大さを懇切丁寧に説明。会場は「ジャマンガ教室」にかわります。
悪の組織の目的が、本人の説明で明かされるなんて(笑)
それでも怖がらないシゲルくん始め、豚々の主人や猪俣夫婦達あけぼの町住民。
それならとDrは魔王の映像を見せ、あげくに皆を魔界へ連れてゆくと言い出します。
大魔王の映像はシャレのきかない大迫力、さすがに皆さんもマイナスエネルギーを出し会場は恐怖のるつぼに。

しかしのパニックのおかげで鈴、それに署長達は脱出、不動さんもマグナリュウガンオーにライジン!
「気合い十分、120パーセント」とゴウリュウガン。
そこに現れる遣い魔達は多分蜂の巣になったに違いないでしょう、南無~。
Mリュウガンオーの「いらっしゃい!」は笑った。

鈴と署長の前に現れる剣二。
着ぐるみのおかげで本物と間違えられ投げ飛ばされるアクシデントはありましたが、勅使河原さんに鈴を任せます。
その後、遣い魔に着ぐるみに一撃を受けますが、ようやくファスナーが壊れます。
「はい久しぶり」
「相棒、おれも待ち遠しかったぜ」
ようやくゴッドリュウケンドーにライジンです。
というか変身は、必ずモバイル魔弾龍が見えてないとダメなんですか?以外と面倒だ(笑)

屋上で追いつめられた鈴達を助けに現れるゴッドリュウケンドー。
「生兵法は怪我の元だぜ」」
そりゃ一話の不動さんの台詞(笑)
Gリュケンドーを見つめる鈴の視線に、やはり勅使河原さんもこれは剣二だと確信している気がします。
それでも「鈴さんは僕が守ります」と魔物の前に立ちふさがる彼はホントに好きなんだなあ。鈴も幸せ者だよ。

そのころマグナリュウガンオーはメカ遣い魔を追って地下駐車場へ。
わざと油断したように見せかけ、メカ遣い魔を撃破しますが、ゴウリュウガンが警告を発します。
「WARNING! 謎の気配接近!!」
そこに現れたのは見覚えのあるシルエットのジャークムーン。
しかし外見と雰囲気が変わっていました。
からだの一部は機械化、まるで感情等無いようにひと言も喋りません。そこへブラッディの声が聞こえます。

「私が死んだジャークムーンを魔的メカで改造して蘇らせた、生まれ変わったメカニムーンだ!」
遺体?ジャークムーンの遺体は光になって消えたはず。
回収したのは剣だけど、それもジャークムーンの身体から作った物ということでしょうか?

Wショットを撃つMリュウガンオー、しかしメカニムーンはビクともしません。
そして今度のメカニムーンは剣はいっさい使わず、その攻撃は拳から剛健一閃、スゴイ勢いで柱に叩き付けられるMリュウガンオー。
しかしMリュウガンオーも負けてられません。マグナウルフを召還、三位一体攻撃を放ちます。

「三位一体、マグナバスターキャノン!...やったか!」
煙の中から現れたメカニムーンは無傷、と言いたかったですが、さすがに作動不良を起こしていました。
データは集まった、まだまだ調整が必要とブラッディは余裕を持って撤退していきます。
マグナリュウガンオーの三位一体攻撃でも倒せないメカニムーン、強敵ですね。

その後、魔物安全教室は会場をあけぼの署に移動して、改めて開催されます。
マモスケの着ぐるみに入っているのは剣二...ではなく勅使河原さん。
剣二に頼んで役を変わってもらったようです。
「やってるね、坊っちゃん」
「その言い方止めて下さい」

笑い合う剣二と勅使河原さん。どうやら二人の間にもお互いを認め合う関係がうまれたようです。
そんな二人を見つめる鈴に、シゲルくんがささやきます。
「どっちにするの?」
「う~ん...こっち」
少し悩んで鈴は指差したのは...二人?

○今回は勅使河原さん再登場。
以前「魔物安全教室を手伝いたい」という御見合いでの台詞がありましたが、まさかここで生かすとは思いませんでしたね。
伏線と言えば伏線でしたが、登場人物の台詞を丁寧に回収することで、さらに勅使河原さんというキャラが生きるエピソードになっていました。
今回の話しでさらに勅使河原さんの魅力を再確認した鈴。
こりゃガチだと思われていた剣二との間も解らなくなってきました。

そういえば今日はかおりさんと市律コンビがいませんでしたね。
忙しかったのかな。

再登場と言えばジャークムーン改めメカニムーン。
今の所はブラッディの命令を忠実に実行する正にマシーンのような魔物ですね。
制作過程を想像すると、剣からジャークムーンの細胞を採取、クローン化して改造、と言う感じでしょうか?

だとすると以前ジャークムーンが作らせた「エレムーン」に近いのかもしれません。
リュウケンドーとの再開は楽しみですが、果たして以前のようなライバル関係を築けるかは微妙な所。
それでも記憶を取り戻し、ブラッディに半旗を翻したりするような熱い展開を期待してしまいます。

○今回の絵はリュウガン組見参!と言う感じ。
マダンマグナムさんはイラストでは初めてですね。
ゴウリュウさんは合体していなかったので、マグナではないです。

○さて、次回は硬くてやわらか魔物登場、小町さんもなぜか巫女装束で戦うようです。
アクアシャークもブリザードシャークに生まれ変わります。
楽しみです