北山・京の鄙の里・田舎暮らし

北山、京の北に拡がる山々、その山里での生活を楽しんでいます。

田圃に水が入り始めました

2008-05-04 17:40:23 | 自然・風景
GWも押し迫った今日も夏日である。お昼前公民館行事(神戸の中華街で美味しい中華料理を食べさせて貰える(^.^))への参加申込を公民館長さん宅に届け、そのまま車を走らせると、関東人さんがシバザクラの手入れ中であった。作業着に身を包み鍬を持った姿に「なかなか板に付いているじゃない」と冷やかしを入れる。奥さんの逵子ちゃん(同級生)は畑いじり。お蕎麦のお昼でも如何?と声を掛けてもらった。ちょっと遅い朝飯だったが、蕎麦と聞いてご馳走になることにした。

蕎麦・ワラビ・筍・ちらし寿司という旬の味盛りだくさんの贅沢な昼食をご馳走になる。さらにお婆さんが山椒の葉煮を出してくださり、これも美味しく頂いた。家紋入りの提灯入れもあり、立派な旧家のあちこちから爽やかなそよ風が舞い込んでくる。お宅の裏山に足を運ぶとちょっとした棚田になっていてもう田圃には水が張られていた。急いでカメラを取りに帰ってきて撮った写真がトップのものです。

お暇した後直ぐ近くの菜の花畑から周山方面もカメラに収めました。正面が周山城趾のある城山、更に奥には経ケ岳(右)と地蔵山がそびえています。我が藤野山荘は写真左の山裾にあります。





昨日は大阪の高校の生物部OBの方々22名が京北に来られて案内をした。我が大学時代の同級生、中井さんとの付き合いの関係で実現したものである。はるばる大阪から峠越えの狭い道をドライブしたあと、更に林道を走りと、えらい山奥の印象をもたれた事であろう。中井さん、2年前を思い出しウッディ京北で買い物されたが、コゴミは売り切れていて残念がられていた。あく抜きをしたワラビとタラの芽を買っておられた。2年前に比べてウッディ京北も人出が多くなりましたね、と言っていましたが、GWのせいでしょうと答えた。

このGW、常照皇寺前の山稜橋付近・山国神社裏・第一小学校傍の大堰川原には水遊びに来られた人達の車やテント、バーベキューの姿が沢山見受けられた。宇津峡や栃本の川原もよく似た風景ではなかったろうか。

残った仕事が気になりますが、こんな天気の休日はどうしても机に向かえない(*_*)

昨夕から風呂に入って聞こえる蛙の合唱音が大きくなった様な。


最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
早くも田植の準備・・・。 (道草)
2008-05-04 21:09:51
最近は早期栽培が進み、田植など昔より1か月も早くなったのでしょうか。梅雨入りを待って田植したのは、もうずい分遠い日になりました。農繁期は学校を休む生徒がかなりあって、先生もそれを黙認していました。田植は在所が総出で手伝いますから、私の母も慣れない手つきでたまに応援に出ていました。
それに、非農家の我が家である八幡宮の社務所は、近所の幼児を預かる臨時の託児所になりました。母が保母さん役で、日曜日は私も子守を手伝わされたものです。おやつの動物ビスケット(役場の差し入れ?)が私にも貰えたので、それにつられて我慢して手伝いました。
あの頃、オムツをして泣いてたいた洟垂れ小僧や小娘らも、今は爺さん婆さんになって、孫達のお守りをしていることでしょう。

「おぼろ月夜」   清水一郎

やまあいの小さな村
立木も田畑も
ゆうもやに
すっぽりつつまれて

少女が歌ってくれた
おぼろ月夜
よくひびく声は
水田の向こうまで渡って行った

お嫁に行って
女の子を産んだ後
ふとしたわずらいで死んだと
従妹から聞いたのはいつの頃か

おぼろ月夜の歌を聞くたびに思い出す
やまあいの小さな村
少女の歌声が
いまでも僕の耳底でひびいている
返信する
田植えの季節 (mfujino)
2008-05-04 23:20:32
道草さま、 そうですね、1月ほど早くなっているようですね。昔の田植え時はまさに一家総出で大変でしたね。我が思い出の田植えは勿論手植え。田圃に綱を張り束ねた苗を放り投げたりするのが役目でしたね。最近は全て機械化、農家の嫁さんの姿は田圃には見あたりません。苗もJAが栃本八幡宮の川向で育てていて各農家が軽トラで取りに行きます。
私が栃本で生まれていたら丁度道草様に子守されていたことでしょう。私は「ふご」に入って畦から稲を植えている母親達の姿を見ていた記憶があるような。
返信する
懐かしいです^^ (ささ舟)
2008-05-07 20:03:16
こんばんは♪
ほんとに!そちらから地蔵山が見えるのですか?
私らは朝に夕に地蔵山を仰いでの暮らしでした。

青田の風景はもちろん好きですが、鏡のように水の張られたこの季節、燕が飛び交い水辺ではオタマジャクシのぶくぶくの白い泡(卵)土手にはつばなが出るころかな?口を黒くして食べた岩なしは田植えの頃でしたねネ^^

素晴らしい写真に感激しました。

返信する
地蔵山など、 (mfujino)
2008-05-07 23:02:16
地蔵山はいつも見えますよ~。その傍にほんの少し顔を覗かせているのが愛宕山。その姿はゼミナールハウスの4階の食堂からが一番の眺めです。愛宕山の真北の位置にゼミがあります。
地蔵山へは越畑から登ったことがあります。芦見峠・スキー場跡・地蔵山・愛宕山と巡り樒原へと歩きました。良い山ですね。小細谷を抜けてから廻り池まで山裾を走るところから眺める地蔵山が一番好きな姿です。
燕が姿が少なくなりました。オタマジャクシの姿も我が少年時代とは違うような、、もちろん田植えなんて機械ですし、人と動物の営みは変わってしまっています。メダカがいなくなりましたしね。歳を取ると懐かしさで話をしてしまいますが、機械化のおかげで田舎に嫁いでも農繁期の大変さはなくなり、自然が好きな嫁さんが田舎にも来てくれるようになったのでは、と思います。ホタルも出てくるようになりましたし。
琵琶湖一周はもうどの辺りまで行かれたのでしょうかしら?安曇川のデルタ地帯はまだでしょうかしら?あの辺りは飽きないですよね。自然を感じての歩きをお楽しみ下さい。
返信する
懐かしき原風景 (硯水亭 Ⅱ)
2008-05-08 22:27:34
    Mfujinoさま

 いいですねぇ、これが日本の原風景なのでしょう。具体的な地名はまだまだ不案内ですが、あなたさまの志向されておられる方向は何とも羨ましい限りです。京都市内ではなく、本当はこういう場所に住みたいと思いますが、家内の大学院通学には少々負担が掛かるでしょうか。稲作は殺虫剤の影響でしょうか。兵庫県の豊岡ではコウノトリが生息出来るようにと、昔ながらの稲作に替えたお宅が多くなっているとか。自然の循環に任せ、昔風の稲作農家がもっと増えればいいのにと思うことは、稲作とは無関係な人間のいうことでしょうか。自給率を最低でも50%確保して頂きたいと懇願してやみません。素晴らしい写真に感嘆致しました!
返信する
風景の奥に隠されたものを (mfujino)
2008-05-09 03:45:42
硯水亭さま、 トップのちょっとした棚田の風景はなかなか良いでしょう。写真左のお宅が我が同級生逵子ちゃんの生家で、ご主人の関東人さんの定年を機に帰ってこられました。昼ご飯を頂いたのですが、開け放たれた家には爽やかな風がどこからとなく入り込み、外の夏日の暑さ、部屋の中の涼しさ、この環境で昼寝し、また夕方に畑へ出る。心地よい疲れを癒すため、蛙の合唱を聞きながらの入浴、そして早朝の涼しいときに畑仕事、昼寝、、、このサイクルはなかなかのものです。私は畑も田圃も無し、まだ働かなければなりませんが、雰囲気だけは頂いている、という生活です。
農薬はゼロではありませんがかなり少なくなっているようです。また京北の中江地区ではアイガモ農法で頑張っておられます。昨年は網張りの手伝いに行きました。そのあと公民館で皆さんと一杯やった楽しい思い出が残っています。
当地は藁苞納豆で有名です。この納豆文化を突き詰めていくと様々な勉強が出来るのでは、また発信という面で貢献できるのではと考えています。
返信する

コメントを投稿