小川洋子から。
うわー。なんてエロティック。文字。しかも漢字一字。
フェティッシュといえるような違うような。
漢字の様子を感情豊かに愛情をこめて語る。
小川洋子は部分にこだわる作家だと思っていたが
ここまで最小単位へ収斂したあげくがこの世界かぁと。
無機物と感覚との対比が見事だ。
愛撫。タイプライターの金属の一字を愛で、指先で堪能し、
舌で味わい、語る。まさに愛撫。
金属と肉体(といっても精神的なものだけど)が一直線に
並ぶ。等価ではない。比肩するのだ。内包する世界が
瞬間的にシンクロして同位相軸にシフトする。
なんていう官能。
相手の顔もわからず、ただ繊細な指先とその愛撫の仕方のみで
高みへと引き上げられていく。まさに絶頂。
うわー。なんてエロティック。文字。しかも漢字一字。
フェティッシュといえるような違うような。
漢字の様子を感情豊かに愛情をこめて語る。
小川洋子は部分にこだわる作家だと思っていたが
ここまで最小単位へ収斂したあげくがこの世界かぁと。
無機物と感覚との対比が見事だ。
愛撫。タイプライターの金属の一字を愛で、指先で堪能し、
舌で味わい、語る。まさに愛撫。
金属と肉体(といっても精神的なものだけど)が一直線に
並ぶ。等価ではない。比肩するのだ。内包する世界が
瞬間的にシンクロして同位相軸にシフトする。
なんていう官能。
相手の顔もわからず、ただ繊細な指先とその愛撫の仕方のみで
高みへと引き上げられていく。まさに絶頂。