絵日記

「世の中の役に立つ」ものではなくただ「絵でしかない」ものを描いてみたいな、と。

ねこぱん

2022-07-31 09:01:01 | 

仕事場からの帰り道、横浜ベイクォーターという商業施設の一角で、「ねこぱん」の出店が。

前日も気付いていたのですが、友人と歩いていたので横目で見るだけしかできませんでした。で、この日、改めてよーく眺めていたら、当然のことながらお店のお兄さんに声を掛けられました。

ブレーン、三毛など数種類の猫型食パンが展示されていて、なかなか良い焼き色です。せっかくなので、アールグレイとナチュラルチーズを使った食パンを購入。

顔は袋に描いてあります。

切り口の方は、こんな感じ。

クラムの粗さが、結構、猫らしい。

キラちゃんと記念撮影してみました。

ねこまな板の上に載せてみた。


色塗りの続き

2022-07-24 14:43:31 | 

はめ絵パズルのモデルは、ウチのキラちゃんですが、黒とブラウンだけの毛色なので、着彩がとても難しい。

なんとかシンプルに描きたいと思いつつ、手は勝手に細かく細かくディテイルを追っていきます。

まあ、とりあえずはリアリズムでいくしかないか。

今日は、背板の代わりに透明なアクリル板をビス留めしました。こうすれば、裏側からも鑑賞(笑)出来ます。裏は思い切りぶっ飛んだ色塗りにするつもり。

こちらは、糸鋸で切り抜いたオーナメント(?)。チークオイルで仕上げたら、なかなか良い感じに。渦巻の中心部分はもともとあった節をそのまま生かしました。

で、作品作りとは関係ありませんが、朝、妻と散歩したら、ウチのキラちゃんの後ろ姿そっくりの大木が。

写真をよく見るとこの樹、二階建ての母屋にかぶさっていますね。

 

 


糸鋸仕事をしながら考えた

2022-07-13 12:08:45 | 

 

先日、横浜の東急ハンズへ行ったら「木のはがき」というものが売られていました。

厚さ5mm、100mm×150mmの「ほぼはがき大」の板で、いろいろな樹種を揃えてあります。

実際にはがきとして使えるらしいのですが、糸鋸で小物を作るのにおもしろそうだなと、違う種類5枚ほどを購入しました。

写真右上は、桜で作ったエスキース。左下は「えんじゅ」(槐)と言う材の木目を生かそうと試みたもの。とりあえず使用目的はありません。妻は「コースターにしたら?」と。

糸鋸で切り抜いた製品または作品は、ふつう、きれいな洗練された曲線が持ち味。でも、鉛筆デッサンのような表情のある線で切っても面白いんじゃないか? そんなコトを考えながら作りました。切り絵とも木版画とも違う線が表現できたらいいな、と。また、完全な一筆書きではありませんが、それに近いデザインにしてみました。

最近まで、休日は朝食後に妻と散歩して、それから買い物に行ったりして、その後、お昼食べていました。今、妻の膝が悪くなり、当分の間、散歩はしないことになりました。
その分、午前中の時間が空いて、デザインしたり、もの作りしたり、出来るようになりました。

体力維持や健康の為には、散歩や運動をした方が良いのですが、そればかりに時間を取られていると、なかなか創作活動(笑)が進まないのも、現実。今、もの作りの時間が増えて、それは結構な事なのですが、なんだか体力が落ちていくような予感がします。しょせん、健康とアートは両立しないんだろうなぁ(笑)。

まあ、年齢も年齢なので、そろそろ不健康も受け入れて行こうか。


色塗り

2022-07-10 13:42:03 | DIY

切り抜き終わったはめ絵パズルに色塗りをしてみました。

材は桂。下地など施さず、木肌の色生かすことにしました。

ただ、下地を塗らない木地は、とても筆のノリが悪いのです。すっ、とした線は引けません。地道にゆっくり描くしかありません。

どこまで細かく描くか、難しいところですが、今回はこんな感じに。彩色した上からサンドペーパーで荒らしてみました。毛の柔らかい感触が表せたら、というつもり。

色塗りというものは、ずっと集中してやっていると「いいんだか悪いんだか」分からなくなってくるので、今日はとりあえず、ここまで。

この写真、実際よりかなり青いです。ほんとうは、かなり赤身がかった色です。


ペティナイフの鞘(さや)を作った

2022-07-06 13:59:25 | DIY

仕事場で包丁を何本か使っています。

その一本がこのペティナイフ。

だいぶ錆びていますが、良く切れます。新宿の安藤という店の包丁です。もともとは、妻が発泡スチロールを削るために購入したもの。なぜ、発泡スチロールを削る必要があるのか? と言う話は、長くなるので省略(笑)。

細かい仕事に使うことが多いので、切っ先が大事。切っ先を傷めないよう、鞘を作ることにしました。

材料は横浜の東急ハンズで買った桜の薄板。5mmほどの厚さです。平面がきっちり仕上げられているので便利。

包丁の輪郭を書き写し、彫刻刀・鑿などで掘り下げます。

桜材は緻密で硬いけれど、刃物の利きは良いです。

大した作業でもないのに、意外にたくさんの道具が必要ですね。雑然とした作業台の上。これでも私本人にとっては、とても使いやすいのです。

刃の収まる内側がくり抜けたら、糸鋸盤で外側の輪郭を切り抜きます。

もう一枚の板を木工ボンドで張り合わせ4時間ほど圧着したら、その外側を、先に切り抜いた板の輪郭に合わせて切り取ります。

あらら、合わせ目が合っていないし線もガタガタ。

「この段階では、大雑把で大丈夫」と思っていると、線は正直に表れるものですね。ほんとは私、もうちっと、曲線切りはうまい(はず?)なんですが。

まあ、あとは、豆鉋(左)と小刀(右)で仕上げて、出来上がり。