”～おつかれさまK。そしておめでとう・・ご苦労様でした・・”
と、言いながらロビーのソファに腰掛ける私に友人Yが声をかけて来た。
”あっ！Y！いやいや此方こそありがとう！すっかり其方に迷惑掛けちゃったね。あとで此方から挨拶にと思ってたんだ・・彼女も疲れたろう・・”
”ああ・・そんなの気にするな。家内が一番喜んでたよ。第一ウチは一人(娘)出してるからな。そいう意味では、Kより俺たちの方が先輩だわ～あっははは～”
”そうか・・そう言って貰えると・・ありがとう・・”
娘の式が終わって、これでやっと一段落・・そして安堵した。
2年前の春。娘が彼をウチに連れて来た時、いつかこんな日が来る事はあの二人の様子見ていて想像難くなかったが・・其れが現実のものになるとはな・・それにしても終わってみれば何だか味気ないものだな・・
世間一般的に言われるような、新婦の父親が感動のあまり涙するなんて言うけど、そんな劇的な感情は湧かなかった・・淡々と時間が過ぎる式・・気が付けばいつの間にか終わってた。そんなもんだな・・
3年前になるか・・友人Yの娘さんの結婚式に呼ばれて出席したけど、確かにアイツ（Y）泣いてた。感動のあまりなのか？それとも我が子と離れる寂しさなのか？・・其の辺りはよく理解できなかったけど、多分その両方だろう。とにかく夫婦そろって泣いてた。
”Kさん この度はおめでとうございます。そしてお疲れ様です”
と、言いながらYの奥さんが涙目でやって来た。
”明子ちゃん綺麗だったわね～私も感激したわ。それにつられて娘の結婚式思い出したら、つい泣けてきちゃって・・ねっ！アナタ・・”
”うん、確かにオレも感無量って感じだった・・” と、泣いて目を腫らした彼女にそう答えた。
”そうか・・ありがとう。それより奥さん、娘に付ききりになって貰って助かりました。ありがとうございます”
”良いのよ！そんな事！それよりKさん、よく今までお1人で明子ちゃんを・・”と、言いながらまた涙目になって、また泣きそうだった・・
”じゃ～之からどうする？無事式も終わった事だし、三人でどっか飲みにでも行かないか？” と、Yが私に話した。
”あっ・・ありがとう・・今日は遠慮しとくよ～ありがとう”
”そうよ！あなた！Kさんを一人にしといて上げて。父親の心情はアナタが一番理解してるでしょう！ホント！デリカシーに欠ける人ね！～Kさんごめんなさいね・・”
”あっははは～そんな事ないよ～ありがとう。実は今から事務所に入って、やり残した案件があるんだよ。書類上だけど、其れを週明けまでに片付けないとな・・”
”そうか・・そうだったのか、大変だな。土曜だと言うのに・・判った！じゃ落ち着いたら電話くれ”
”うん！ありがとう！また電話するよ・・じゃ~また！～奥さんもありがとう！落ち着いたら家に挨拶にお伺いするよ～ありがとう・・お疲れ様でした・・”
と、言いながらロビーでそのまま別れた・・・・・で、・・・・・
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さて、邪魔者も消えたし、これで誰にも気兼ねしないで「cat'seye」のジュリちゃんに逢いに行けるな・・これこそオレにとってやり残した”案件”～いや！”慶事”だぜぇ～うへへ～(-_-;)(-_-;)
ちゃんちゃん～♪
あっははは~（超爆笑）！皆さん～きょうも一日お疲れ様でした～♪しかし、こんな父親居そうだな～わっはは～！！勿論、想像の世界だけど、世の中広いしこんなご時世、一人くらい居ても不思議じゃないかもな～あっはは～超おもちぃぞぉ～♪～(´艸｀*)
と、言う事で週末の土曜日も笑いで「〆」させて頂きました～（超爆笑）～それでは！どなた様も素敵な週末をお過ごし下さいね～♪それじゃ～♪Good night have a nice weekend~！！~♪
※慶事(KEIZI) “慶” お祝いや吉事、めでたい事等の意味を持つ字。"慶事" はお祝い事やおめでたい席の行事。特に結婚や出産など人生における大きなお祝いのことを指して使われる。
※「cat'seye」とはキャバクラの架空の屋号。ジュリちゃんも実在しない架空のキャバ嬢。
