へなちょこバイオリン日記

ひょんなことからバイオリンをはじめた大人初心者
ばりばりと泣かせる音楽を奏でる日までの奮闘日記

バイオリン退院

2010年06月14日 | こんなものを買った
先週入院したバイオリン、1週間たって修理があがってきたので、レッスン帰りに引き取ってきました。

<修理メニュー>
・支柱の位置の修正
・欠けた木片の埋めなおし
・ネック下がり
・指板はがれ
・ペグの調整

明らかに問題があったのは、支柱、ヘリの欠け、ネック下がりおよびそれに付随する指板はがれだったのですが、全体的にチェックしていただいたとのこと。

もう、構えた瞬間明らかにコンディションが違うのがわかりました!

バイオリンってこんなに弾きやすかったのか! こんなによく響くものだったのか!!


安物のバイオリンだからといって粗末に扱っては本当にいけません。手をかけていたわってあげればあげただけ返してくれるんだなーと大反省。
これからは、もっと大切に扱おうと心に誓ったのでありました。

#まずは、子供たちをいかに遠ざけるかかんがえなければ・・・

それとともに、注意事項もいくつか。

・弓毛は使うたびにゆるめる。スティックに完全に力がかからなくなるまで緩める。スティックに力がかかっていると、横ねじれの原因にもなる!
・ケースのふたについている、弓を留める箇所がゆるんでしまっていて危険!楽器を直撃するので、対策を考えたほうがいい(今は、楽器の上にタオルを載せて、直接スティックが楽器をヒットしないようにしています・・・)

お勘定

修繕費 合計 14000円

新しくいい弓を買おうとバイオリン貯金をはじめたばかりなのですが、さっそく吹き飛びました(号泣)
でも、しかたないね・・・実際、生まれ変わったようにいい楽器に変身しましたし。



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そうそう。弓毛を交換して1週間たちましたが、もう効果絶大で感動してます。

末期には、スティックがまっすぐになるくらいびんびんに張らないと、ちょっと力強く弾いただけですぐに撓ってしまってぜんぜん弾けなかったのが、新しい毛に変えて、意識して緩めに張ってみたところ、ものすごく弾きやすい!
軽い力で音が出るのはもちろん、特に中弓のあたりで弓の弾力を生かして音を出すと、音質もとてもよいばかりでなく、すごくコントロールがしやすいのです。重心が手元に来るといいましょうか。

ピンとはっていたときは、そういえばかなり意識して弓を弦に乗せないと、重みが乗らなかったのですよね。それで、知らず知らずのうちに、元弓のほうでばかり弾いてました。先に乗せるほどにコントロールがしづらかったので。(元弓だからといって弾きやすいわけでもないのですが・・・中弓だと張りすぎるとスティックがすぐバウンドしてコントロールがしづらかった)

いや~ 毛替えで音色だけでなく技術のほうまでいい影響があるとは。
貯金もなくなってしまったことだし、今の弓でも当分がんばれる気がしてきました(笑)

20100612 本日のレッスン

2010年06月14日 | レッスン
レッスンいきました。
1週間、借り物の楽器で。ネックが下がっていないせいか、段違いにハイポジションが押さえやすかったです。
ただ、レンタル楽器のほうも、コンディションはあまりよくなく、4弦すべてにアジャスタがついていたのですが、それからビリついた音がするのがもう気になって気になって・・・
自分ではうまく治せなくて1週間耐えた後、先生に見てもらったところ、「これくらい、よくありますよ。これなら許容範囲じゃない? 自分の楽器だったら修理に出すけど(笑)」

だって。


○音階 a moll
○カイザー No.4

苦節2週間(いや、実質3週間か)やっと合格です。ほっ
とはいえ、借りた楽器が異常に音がノイジーになりやすく、まじでしずかちゃん級の音だったので、相当に温情はいってますが(汗)


音階
・音程に気をつけましょう(とはいえ、かなり改善された)
・ポジション移動するときの親指の位置に注意。ハイポジションになって急に親指をずらすのではなく、少しづつスムーズに位置を内側にずらしていくように


カイザー No.4
・スタッカートは、弓をはねさせるのではなく、短く止めることを意識する。
・平坦な箇所は、アクセントをつける。アクセントをつけるとき、弓を早くするのではなくて、弓に重みをかけてアクセントする。
・アップ+移弦のとき、移弦してから重みを乗せる。同時にやると音がふらつく上に、無駄に弓を使ってしまうため。ゆっくり落ち着いて、繰り返し練習するしかない。


<次のレッスン曲>
・音階 F dur
・カイザー No5
スタッカート。そして、三連譜の練習。スタッカートは弓を短めに使う。歯切れよく!弾きすぎないこと。また、アップとダウンで使う弓の量が変わりがち=気づいたら弓の位置がずれてる
弓が指板方向に斜めになりがちなので、意識して駒側に倒すくらいの意識でちょうどまっすぐになる。
臨時記号が多いので、音程に注意

次のレッスンは、6月最終週。また中1週間あきます。

弓の毛替え→バイオリンへ入院

2010年06月05日 | こんなものを買った
前々から弓の毛がへたってきているのが気になっていたので、本日、レッスンの後に近所の工房へいってきました。

ちなみに前回の毛替え → 再び楽器のメンテナンス

なんと、2005年・・・

5年の間に、毛替え料金が1000円upしていた。

が、毛そのものはたしかにぼろぼろにへたっていたけど、最後まで毛の緩みが出ることなく、弓毛張りの技術力そのものは納得していたので、躊躇なくお願いする。
それに、1000円アップといっても6300円だから相場と比べてべらぼうに高いわけではないし。

変えてもらうついでに、最近、楽器も相当に手荒い洗礼を受けていたので、軽い気持ちで見てもらったところ・・・10秒で入院決定しましたorz orz

・ボディのヘリが欠けている
・魂柱がずれてる
・ネックが下がってる
・指板がネックから剥がれてきてる

その他、おそらくペグも調子悪いし、ボディをたたいてみると素人でもはっきりわかるくらい音の響きが不均衡で、もう全体的にとりあえず絶不調だとか・・・


代替器をお借りすることができたので、とりあえず1週間ほど入院することに。


まぁ、楽器しまいこむといっそう練習しなくなりそうなので、基本、楽器はずっと出しっぱなしにしてたのです。

で、おちびさんたちが何度叱っても触りたがって、よく高いところから落っことしてたし、駒も2,3回倒してるし・・・

代替機に傷いれないようにまじで慎重に扱おう・・・ということで、楽器はケースに格納の上、押入れにしまいこむことに決定いたしましたorz

うーん、しまいこむと練習しなくなりそうで怖い・・・


【お会計】
弓の毛替え:6300円

修理のほうは、見積もりの上、改めて電話してもらうことに。どきどき・・・

20100605 本日のレッスン

2010年06月05日 | レッスン
2週間ぶりのレッスンなのに、この間なかなか練習できず・・・

この日も朝から出かける用事があったので、ぜんぜん指を暖めないままレッスンへ・・・

△音階 a moll
△カイザー No.4


音階
・ハイポジションの親指の位置、ぜんぜん違うところで練習していたことが判明(核爆)
7ポジのとき、手のひらが完全にボディにかぶさる形になるので、親指もおもいっきりボディにつけてたが、正解は、ネックの根元。ボディと手のひらはべた付けしないらしい。

・音階はあがるときより下がるときが要注意。

カイザー No.4
・移弦がある箇所で弓を大量に使いすぎている。移弦時に構えなおして→滑らせる と、必要以上に弓を使うので、普通に弓の角度を変えるだけでよい。
・特に、アップの移弦と、4の指の音程が低くなりすぎている。5小節目~8小節目までに難しい箇所のエッセンスが詰まっているので、そこの部分だけ繰り返し練習。
・平坦な箇所は、アクセントをつける。アクセントをつけるとき、弓を早くするのではなくて、弓に重みをかけてアクセントする。

2曲ともに、来週もやります。まぁ、仕方ないできかなぁ~~~orz