拓也は俺からみて、あまり将来の事を真剣に考えていない。彼は普通のリーマンは嫌だという。でも特別な才能があるのかどうかは疑問。典型的なフリーター予備軍だ。俺も偉そうなことは言えないが、俺の場合は普通の就職をしても別にいいと思っている。何よりも無事に生きていることが重要だと考えている。
拓也は喫茶店で気だるげに言う。「俺たち10年後何してんのかな。」俺は「さあな、お前は今と変わってなさそうだな。」と答えた。その日は拓也んちで良さそうなCDを何枚か借りて帰った。その帰りだ、地域限定チェーンのショボいスーパーで陽子と偶然出会ったのは。
陽子と学外で二人っきりで会うのは初めてで、なんか緊張した。食料を入れた買い物カゴを持ったまま、俺から話し掛けた。陽子もはるさめヌードルと苺ジャムを入れたカゴを持ったまま返事をした。「あー(高い声)、小田くん(言い忘れたけど、俺の名字は小田だ。)。偶然だねー。」
俺は拓也んちに行ってた事とかを話し、陽子もよくこのスーパーで買い物をするという事実を聞き出した。陽子との話題は拓也についてになった。
陽子は「拓也くんはなんか芸大生っぽいよね。どんな部屋だった?」と聞いた。
俺は答えた。「なんか片付いてスッキリしてて、カッコいい服とか上手く飾ってあって渋い部屋だったよ。あと面白そうな雑誌はいっぱいあったな。いいセンスしてるわ。」
「拓也くんは将来、なんか面白い仕事してそうだよねー。羨ましいよ。私は弾けきれないってゆうか、堅実な仕事に就いてしまいそう。」
俺も堅実派なので陽子とは気が合うはずだったが、話題に上る拓也の特殊性が輝いて思えた。
結局レジで買い物を袋に入れたあと、店の前で別れるまで俺たちの雑談は続いた。
その後、俺は色々考えた。今のまま何もオモシロイ事をせずに生活していていいのかを。失敗してもいいから、自分の個性を確立してみたい、そう考えるに至った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すみません、この小説は今回で打ち切ります。
これを書き始めたキッカケってのが去り行く大学生活を惜しむためであり、そして刺激的な夢のキャンパスライフを例え仮想空間(インターネット)上であれ創り上げてみたかったからです。
下手に期待感持たせてしまったならすみません(そんなヤツぁいねえか)。
なんかずっと書き続ける気力が無くなったので終わります。
自分は趣味のことゴチャゴチャ語る方が筆が進むことに気が付きました。
この後のお話は、主人公が幹夫の所属する新聞部みたいなのに入って活動し出し、ちょこちょこ下らない学生イベントを経験します。
そしてある時、大学の旧学生寮が左翼運動にハマる学生の根城になっていると知った主人公は、好奇心に駆られて単身そこに乗り込みます。
主人公は左翼学生に捕われ絶対絶命になりますが、運と機転で脱出します。
その後、主人公がこの経験を陽子に話し、二人は世の中の事や人生について語り合います。
やがて二人ともそこそこの結論に達して大学生活は終りを迎えます。別に二人はデキないです。
ちょっとした冒険とちょっとだけ熱い思想を調味料にした「スッキリしない」青春文学になる予定でした。
小説もブログも、人生と同じで上手くいかないもんすね。
(あああああまた俺のブログに新たな汚点があああああ)
拓也は喫茶店で気だるげに言う。「俺たち10年後何してんのかな。」俺は「さあな、お前は今と変わってなさそうだな。」と答えた。その日は拓也んちで良さそうなCDを何枚か借りて帰った。その帰りだ、地域限定チェーンのショボいスーパーで陽子と偶然出会ったのは。
陽子と学外で二人っきりで会うのは初めてで、なんか緊張した。食料を入れた買い物カゴを持ったまま、俺から話し掛けた。陽子もはるさめヌードルと苺ジャムを入れたカゴを持ったまま返事をした。「あー(高い声)、小田くん(言い忘れたけど、俺の名字は小田だ。)。偶然だねー。」
俺は拓也んちに行ってた事とかを話し、陽子もよくこのスーパーで買い物をするという事実を聞き出した。陽子との話題は拓也についてになった。
陽子は「拓也くんはなんか芸大生っぽいよね。どんな部屋だった?」と聞いた。
俺は答えた。「なんか片付いてスッキリしてて、カッコいい服とか上手く飾ってあって渋い部屋だったよ。あと面白そうな雑誌はいっぱいあったな。いいセンスしてるわ。」
「拓也くんは将来、なんか面白い仕事してそうだよねー。羨ましいよ。私は弾けきれないってゆうか、堅実な仕事に就いてしまいそう。」
俺も堅実派なので陽子とは気が合うはずだったが、話題に上る拓也の特殊性が輝いて思えた。
結局レジで買い物を袋に入れたあと、店の前で別れるまで俺たちの雑談は続いた。
その後、俺は色々考えた。今のまま何もオモシロイ事をせずに生活していていいのかを。失敗してもいいから、自分の個性を確立してみたい、そう考えるに至った。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
すみません、この小説は今回で打ち切ります。
これを書き始めたキッカケってのが去り行く大学生活を惜しむためであり、そして刺激的な夢のキャンパスライフを例え仮想空間(インターネット)上であれ創り上げてみたかったからです。
下手に期待感持たせてしまったならすみません(そんなヤツぁいねえか)。
なんかずっと書き続ける気力が無くなったので終わります。
自分は趣味のことゴチャゴチャ語る方が筆が進むことに気が付きました。
この後のお話は、主人公が幹夫の所属する新聞部みたいなのに入って活動し出し、ちょこちょこ下らない学生イベントを経験します。
そしてある時、大学の旧学生寮が左翼運動にハマる学生の根城になっていると知った主人公は、好奇心に駆られて単身そこに乗り込みます。
主人公は左翼学生に捕われ絶対絶命になりますが、運と機転で脱出します。
その後、主人公がこの経験を陽子に話し、二人は世の中の事や人生について語り合います。
やがて二人ともそこそこの結論に達して大学生活は終りを迎えます。別に二人はデキないです。
ちょっとした冒険とちょっとだけ熱い思想を調味料にした「スッキリしない」青春文学になる予定でした。
小説もブログも、人生と同じで上手くいかないもんすね。
(あああああまた俺のブログに新たな汚点があああああ)