蒸し暑い一日。同じホールで、発表会を控えているので、午前中は、その打ち合わせ・プログラム印刷、午後は、オケ合わせ・ソリスト合わせと、予定がびっしり
発表会で演奏してもらうチェロの方と待ち合わせし、ホール側との打ち合わせにも同席してもらった。
団との打ち合わせに同席したことがあったので、打ち合わせの段取りもスムーズに終わった。
先生を迎えにいき、ソリストを迎えにいき、その度にあまりの湿度の高さに大汗をかいた。
案の定、あいにく合唱合わせの時に雨が降ってきた。
昨日以上にオケと先生とのコミュニケーションがよく、音楽性も急上昇
先生の表情も高揚し、この演奏会に賭ける意気込みが感じられる。
休む間もなく、ソリスト合わせ。丁寧に言葉を交わしながら、進めていく。
そして、合唱合わせ。
それまでの流れを一部始終見ていた、肌で感じていた私にも、先生の言う「モチベーションの違い」は分かった。
でも、スケジュールのとおり、指示どおり動いていた団員にも、大きな落ち度があったわけでもない。
ただ、１つの演奏会を迎えるにあたって、このリハーサル・本番は、勝負のようなもの。
「演奏会の度に、期末試験を受けているようだ」と小沢征爾さんがおっしゃったそうですが、指揮者にとっての本番と、私たちにとっての本番を、さらに近づけていく努力をしないといけない
と思った。
