悶絶ハイスクール「大人の学級」

無駄の中に宝がある

ジャイアント馬場の靴下(ナイガイ)

2005年07月18日 | Weblog
 もう手放した銘柄にナイガイ(衣料)がある。2002年頃、貯蓄していた預金の低金利のバカバカしさに腹が立ち、ほぼ全てを株式投資することに決め何となく購入してしまったギャンブル銘柄のひとつ。低迷するアパレルメーカーの中でも靴下がメインというインパクトの弱さだが、なぜか購入してしまった(@110円)。
 動機は以前アパレルメーカーの多くが、バブル全盛期にアメフトのクラブチームのスポンサードをしていてナイガイはシルバーオックスという関東の強豪クラブのスポンサーだった事を覚えていたせいか、無意味に良い印象を抱いていた。他にジャイアント馬場の特注サイズ靴下を一手に引き受け年間1000足以上納入していたという話もあり、ビジネスにシビアな馬場のお気に入り会社と勝手に解釈していたためだった。後に馬場の死後、ナイガイの靴下資料館に特大サイズの靴下が飾られる事になる。(但し存命中の馬場は自分の大足を世にさらす事を極端に嫌っていたので、なかなかOKを出なかった)
 まぁその程度の予備知識で買ったのだが、当時はマイカルの倒産・そごうの倒産・ダイエーの惨状と小売流通が瀕死の状態に陥ったこともあり低迷一直線。@65円までになった頃はさすがにボードを見るのを避けていました。配当もなし、株主優待も同じアパレルのゴールドウィンなんかは株価が下がっていてもキチンと出すのに全くナシ。持っていて何の面白みもないどころかイライラさせれらてばかりで、結局購入時の手数料合計と同価格まで戻ったタイミングを見計らってすぐに手放しました。2005年現在は当時より20円程高い@135円程度をウロウロしていますが、業績は当時より悪化していて単に日経平均につられて上がっているだけのようです(せめて靴下優待せい)。
 紡績関係は所有地の切り売りをして、かろうじて業績維持している様にしか見えないので手をだしにくいんですが、株価も安いのでついつい欲にまみれた目で見てしまいますね。やっぱりユーザーとして品物に触れる事が大事みたいです。
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