悶絶ハイスクール「大人の学級」

無駄の中に宝がある

三セク 万博 東山動物園

2007年01月16日 | Weblog
ガイアの夜明けを何気なく見てたらローカル線の特集だった。

最近の新聞でも廃線間近な鉄道が日本地図に合わせて記載されていた。
神岡鉄道も先日営業を終了した。スーパーカミオカンデなんていう
何の役に立つかわからないものには何十億と金をつぎ込むくせに、
生活インフラには徹底して合理主義を持ち込むのは、やはりおかしい。

車社会を日本の自動車業界と土建屋が作り上げ、それに政治家が口を
はさむことによって利権構造を官僚とともに分け合ってきた。
田舎だけでなく都市部でも同じで愛知県でも、鳴り物入りではじめた
新交通システム「桃花台鉄道」も去年の9月末を持って廃線となった。
わずか10年余りの寿命である。

愛知万博が成功に終わったなんてマスコミは報道しているが、実態は
リニモ鉄道はじめ、万博跡地の活用の青写真すら描けていない。
(新聞投書で東山動物園の移転とあったが、それはナイスアイデア)

うちの姉は万博に頻繁に出掛け、ボリショイバレエやら女子十二楽房
なんらを格安料金(パスポート)で観て喜んでいたが、同じ県内に住み
ながらも一度も行かなかった俺と父を始め、覚めていた人も多かったの
は事実である。

九州も新幹線建設がいよいよ本格化して、博多から在来線に乗るとその
景色の違いに驚かされる。鹿児島本線も部分的に三セク化しつつあるの
だが、人口減少社会に逆行する過度なインフラ整備には「目を覚ましてください」(小川調で)と言いたい。
コメント
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