悶絶ハイスクール「大人の学級」

無駄の中に宝がある

ロケット鉛筆

2005年08月05日 | Weblog
久々の夕立ち、花火よりある意味キレイな稲妻の雷光は超自然美のひとつです。

今回のスペースシャトルは前回の大気圏突入失敗からのNASAの復権という背景もあって、連日宇宙活動のニュースが届いています。もちろん日本人宇宙飛行士が搭乗していることもあって逐一些細な事でも報道されているのですが、実際宇宙開発事業というのは随分予算も今後厳しく見積もられそうなので、シャトル本体・宇宙服始め殆どが使い回しだそうです。(関係ないがアスベスト処理に使用した作業着は直ぐに廃棄との指示)

せっかく宇宙に出ているのなら、宇宙からしか見られない地球現象のリアルタイム映像とか、銀河系の映像を超高感度カメラで配信して欲しいのに、送られてくるものは船外の破損箇所を直したとかシャトル内での実験活動とか、現世において私達が生涯体験することがありえない宇宙生活の断片ばかりであります。

シャトルに人工衛星を持ち込み宇宙飛行士が軌道に向かって放り投げるとか、せっかく宇宙空間に飛び出したのに、打ち上げの残務整理ばかりみたいな今回の活動は危機管理という観点をよけてみるとスペシャリストの宝の持ち腐れといった思いもします。

愛知万博のアメリカ館のシアターで、今回のシャトル活動の秘蔵映像を流したら会期後半の目玉になるハズ(興行的に)宇宙開発の今後の道しるべとなる成果を期待したいものです。
 
コメント (2)
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