衆院選の結果はもうすぐ判明するだろう。
スマホに「小沢一郎敗北確実」とニュースが表示された。
僕は日本で一番まともな政治家は小沢一郎だと思っている。実績もあるが、今回落選となるのだろうか。2つ問題があったと思う。
1つは陸山会事件でのイメージ回復がならなかったせいである。もちろん完全無罪である。冤罪にならなかっただけいいが、失墜したイメージは回復しなかった。その意味を理解しない国民にも問題があるだろう。
ただもっとメディア露出し、イメージ回復を図るべきではなかったかと思う。なんせメディアの時代であるのだから、政治に強い関心でもあれば、小沢一郎の日本の政治家として稀有な存在であることを知ることができるが、国民全般がそうではないのだから。
おそらく自身が前に出ることを避けてしまったのではないかと思う。
次に小選挙区制に対する考えに象徴されるイギリス型政治への志向である。二大政党制によって、政権交代が可能な体制を構築することを目指したが、二大政党制が日本に定着するためには、もっと歴史的なスパンが必要であり、定着しているからこそ、二大政党制が機能するわけだ。
残念ながら、その定着には日本人の文化に馴染むのか微妙であった。政権交代可能な二大政党制による議会制民主主義は、あくまで理念であるから、現実の日本と乖離していたということではないか。日本の文化に適合した民主主義ってなんだろうと考えると、答えを簡単にはだせないだろう。
などと考えたが、そんなこと自体が理念的で、なんだか若い人の方がいいとか、そんな感じなのだろうかと思う。でも麻生とか当選だし・・・
妻に言われる。「●●が投票した人、必ず負ける」。●●は当然僕の名前。
逆張りしようかなあ。なんでだよ?