大好きなおじちゃんが亡くなった。1週間ほど前。弟から電話での報告、急に言葉がつまって、泣いてしまった。
自宅で亡くなり、数日発見されなかった。色々な想いは当然あるし、僕の家族とそういう話をし、悲しみを共有できたのは救いだった。相談し、コロナ禍で帰るのは見送った。
その想いを書きたいわけではない。
ちょうどその頃、おじちゃんが亡くなった頃に見た夢について。
亡くなった祖父と祖母が夢に出てきた。亡くなってから、もう20年も経つ。祖父母が夢に出てきたことなどはなかった。それなのに3〜4日続けて夢に出てきたのだ。
夢の内容はイマイチ思い出せない。しかし、夢を見ながら、どうして二人がいるのか不思議に思った。
目が覚めてからも、何とはなしに気にはなっていた。
幽霊がいるとかいないとか、霊感があるとかないとか、そういうことではない。ただ大好きなおじちゃんが亡くなった。ちょうどその時、祖父母が夢に出てきた。
いろいろ複雑な事情もあるが、祖母は亡くなったおじちゃんの母親だ。断るまでもないのだが。おじちゃんとは血の繋がりのない祖父も夢に出てきた。
おじちゃんの死と夢をつなげるのは当然非科学的である。
ただそういう夢を見た。そういう事実があっただけだ。ただそれだけだが、心に残った。それは1つの真実である。
友達からは「唯物論者か?」と言われる僕だが、非合理的だと言われようが、僕はこういうことがあったということまでは否定できない。
世界が全て合理的だとは思わない。そんなことを考えてしまってもいた。
コロナが済んだら、墓参りに行きます。